今回は、早稲田アカデミーの特待生情報についてです。
現在、首都圏の中学受験は、小3の2月からの3年間塾に通うのがスタンダードです。
また、中学受験終了までに、大体、約200万円~300万円かかるようです。
中学受験の勉強は特殊であり、かつ難しい競争となるため、家庭教師や個別指導塾等を追加すると、その追加状況にもよりますが、更に100万円ほど費用がアップしてくることになります。
なので、非常に優秀なお子さんの場合は、まず塾の特待生になることにチャレンジしてみるのも良いと思います。
そこで、今回は早稲田アカデミーの特待生についての情報です。
【早稲田アカデミー】
テストの結果により、A特待とB特待があります。
A特待は受講料が全額無料、B特待は半額無料、ABとも期間講習は半額です。
大きなチャンスは、3年生のサマーチャレンジテストと冬期学力診断テストです。
・サマーチャレンジテスト 3年生の8月に実施
100位までがA特待、101~250位までがB特待 (期間は9月~1月)
・冬期学力診断テスト 3年生の1月に実施
100位までがA特待、101~300位までがB特待 (期間は2月~7月)
ここで注意しなければならないのが、無料や半額になるのは半年間の受講料のみです。入塾金、教材費、テスト代、年会費(年会費といっても毎月支払うことになっています)等は自己負担です。またAB特待ともに、春期講習や冬期講習は特待の対象期間に含まれるため半額ですが、夏期講習は期間外の為、全額自己負担になります。
A特待で全額無料と入ってみたら、意外とかかる!と思うかも。
それでも、高額な受講費用、AでもBでも特待生になれたらお得には違いありません。
また、多くの受験生が入塾するタイミングの3年生では、ABとも大量に特待生を出しますが、この後の学年では特待をめぐって超上位層でのシビアな戦いとなるようです。
特待資格は半年ごとに見直され、4年生の後期からは人数の公表はされていませんが、A特待は10名ほど、B特待は30名ほどと言われています。
3年生以下のチャレンジテストは、その学年のお子さんにとってはかなり難しいです。既に塾に通っているお子さん、テスト慣れしたお子さんに有利な内容となっています。
家庭学習から挑戦する場合は、塾でやっているような難しい内容の問題集に取り組んだうえで、定期的に塾の無料テスト等を積極的に受けて、時間配分やスピード感に慣れてからの方が良い結果が得られると思います。
【4年~6年】
4年生以降、外部生が特待資格をとるチャンスは、4年生は年2回のトップレベル模試。5年生はやはり年2回の開成・桜蔭ジュニアオープン模試です。
こちらは、算・国2科目のテスト。
塾に通っているお子さんでも難しい問題ばかりのテストで、平均点がかなり低くなります。難問に強いお子さんが上位にきます。算・国両方がよくできる、1,2年後の難関校入試に強いお子さんを選抜しようとする内容だと思います。
内部生は、これに加えて組み分けテストでの上位や、四谷大塚の全国統一小学生テスト決勝進出でA特待、100番以内でB特待などのチャンスがあります。
6年生では、さまざまなテストで少人数ずつ特待を出していくようです。
即戦力の学年なので、入塾金、教材費も含めて無料、自宅近くの校舎まで講師が出向いて個別授業、関西トップ校の灘中学へ親子旅費無料の引率受験ツアーなど、厚遇の特待があり、優秀層を受け入れているそうです。
特待認定が明記されているテストで、
・4年生のトップレベル模試
・5年生のジュニアオープン模試
・NN志望校別コースオープン模試
以上のテストでは、上位3%がA特待、上位10%がB特待ではないかと思います。
例えば、受験者が300人だった場合は、A特待9位、B特待30位まで、ということです(あくまで我が家での推測ですので、ご了承ください。)。
上位何%であって何人ではないので、上位特待生となった方が入塾を断ったからといって、それより下の順位に特待が回ってくるということではないと思います。
文字通り、トップレベルのお子さんが参加する難易度の高いテストなので、4年生以降で特待認定されるのは、実力があると認められたことでもあるので、自信を持って早稲田アカデミーの授業に参加されると良いのではないでしょうか。
(日能研の特待制度(スカラシップ)についての情報は、以下の記事を参考にされて下さい。)
以上、早稲田アカデミーの特待生情報でした。
【以上は、HPやブログから集めた情報に基づくため、古い情報や事実と異なる場合がある可能性がありますが、ご了承下さい。】
今回は、ここまでです。