おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

国語で自信を持って正解するには(5年育成テスト(3/21))

今回は、国語で自信をもって正解する方法を5年生の育成テスト(3/21)で考えてみました。

 

国語の読解問題についてピヨ太に聞いてみると、「国語の読解問題は、自信をもって答えを選んでいるんじゃなくて、「これだと思う。」といった感じで答えていることが多い。」といっていたので、2020/3/16の記事「自信を持って正解する方法」で紹介した5つのステップで考えてみました。

 

まず、5つのステップです。

(ステップ1)まず、問題文を熟読

(ステップ2)傍線①の前を読む。

(ステップ3)傍線①の後ろを読む。

(ステップ4)各選択肢をチェック

(ステップ5)問題文を再度熟読し、最適な選択肢を選択

 

 これを、育成テスト(3/21)の国語の共通問題2⃣問3でピヨ太とやってみました。

傍線①は「早苗は自然と顔がほてってくるのを感じた。」です。

(ステップ1)早苗の気持ちとして「最もふさわしいもの」を選択します。このように、「最もふさわしいものを選択」の場合、当てはまりそうなものが2個あり、残りは明らかに違う選択肢となる場合が多いです。

(ステップ2)傍線の前を読むと、「職業欄に父はなんと書くのだろうか。<守衛>か<警備員>か<ガードマン>なのか。先生はどう思うだろう。」

(ステップ3)「道子の父は何と書くのだろう。歯科で表札には<医学博士>の文字があり、道子の家は御殿のようで、まっち箱のようなわが家。」と書いてあります。

(ステップ4)(ア)は「道子にうそをついたことを後悔」とありますが、傍線の前にも後にも、「道子にうそをついた」とか「それを後悔した」なんてことは全く書いてありません。×。

(イ)は、「自分が父親の職業をプリントに書き、先生に伝えることになって、とまどう気持ち。」です。傍線の前後を読むと、早苗がとまどっているような様子もあります。正解候補です。

(ウ)は、「志望中学校を決められず、困り果てる気持ち」。傍線の前後を読んでも、「志望中学校を決める」とか、「決めない」とかは全く書いてありません。なので、×。

(エ)は、「隠しておきたい父親の職業が知られるのを恥ずかしく思う気持ち。」傍線の前後には、「先生はどう思うだろう。」とか、「道子の父との比較」が書いてあり、父の職業を知られるのを恥ずかしく思う気持ちが出ています。正解候補です。

 

(ステップ5)問題文を再度熟読して、正解候補の(イ)と(エ)のどちらにするか決めます。傍線には、「顔がほてってくる」時の気持ちとあります。「顔がほてる」のは、(イ)の「とまどい」と(エ)の「はずかしい」とどちらが、ふさわしいでしょうか。比較すると、(エ)の「恥ずかしい」の方が、ぴったりですね。そこで、正解は、(エ)。

このようにやってみると、ピヨ太も「自信を持って選べそう。」といっていました。

今後も、ピヨ太とこんなふうに、国語の問題に取り組みたいと思います。

 

今回は、ここまでです。