おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

学校の課題VS塾の勉強(休校中の学習)

「疲れたなあ。」

昨夜、寝る時にピヨ太がボソッと言いました。

 

原因は分かっています。

GW明けから、学校の課題に取り組むようになり、日能研の勉強との両方で、負担が大きいのです。

 

4月中の課題は、始業式の日にどさっと渡されましたが、提出義務のあるものは多くはなかったので、自分のペースで取り組んでいました。

 

緊急事態宣言が5月末まで延長され、小学校も5月末まで休校となりました。

そこで、5月分の課題を学校に受け取りに行ったのですが、それが、かなり大変だったのです。

 

5月分の毎日の課題が、学校の時間割のように組まれていました。水曜日だけ5時間、他の週4日が6時間です。

主要4教科に加えて、英語や体育、音楽、道徳、総合まで、しっかり入っています。

 

学校の先生方が、頑張って作ってくれた時間割。

最初は、休校中の生活のリズムになって良いかと思いました。でも、取り組み始めたら、その1時間、1時間の内容がけっこう大変でした。

一生懸命にやり続けて、何とか午前中には終わるという感じです。午後の休憩や遊び時間を経て、塾の課題に取り組むと、かなり疲れてしまうようです。

 

なぜ、学校から、これほどの分量の課題が出されたのか、と考えてみました。

そこで、思い出したのが、以前目にとまった記事でした。

 

文科省は10日、休校に伴い、子どもの家庭学習を学習評価の対象にできるとの見解をまとめ、都道府県教委などに通知した。併せて、各校の校長は、家庭学習の成果が十分だと判断した場合、その指導内容を授業から省くことができるとしている。

日本教育新聞4/20)

 

家庭学習でちゃんと成果がでれば、その分の授業はやらなくてもOKってことですね。

 

小学校の夏休み短縮や、土曜日登校などの案も出てきています。休校分の内容を、全て授業で補おうとすると、夏休みを全部使うことになりかねません。

それで、家庭学習をカリキュラム化することで、少しでも追加授業の分量を減らしていくのかもしれないとも思いました。

それにしても、毎日の学校の課題に加えて、塾の勉強もするとなると、かなり大変です。

学校や塾という、先生や友達がいる場所ならともかく、すべてを家の中だけでやろうとすると、本人も「家で勉強ばかりで嫌だ!」という気持ちになってしまいます。

 

社会の教科書を読み、地図帳を広げ、ノートに「学習のまとめ」に書き込んだり。国語の作文を何度も直しながらしっかり書き上げたり。算数も、ノートに問題と図を書いて「気づいたことをまとめた」り、図工の絵を時間割以上の時間をかけて描いたり。音楽の笛も吹き、体育のダンスもやって。

 

「そんなの適当にやっちゃって、早く塾の勉強にとりかかれば?」と、つい言いたくなってしまうのです。 

 

「学校の課題」と、「塾の勉強」とを天秤にかけたら、中学受験を目指すご家庭では、「塾の勉強」を重視する場合も多いかと思います。

 

学校を大切に思っているピヨ太の気持ちを尊重したいし、頑張っている姿を見て、嬉しい気持ちもあります。積極的に取り組んできた学校の勉強が、今の学力の土台をつくっていることも理解できます。でも、それで疲れてしまって、塾の勉強が捗らないのが、おばばは心配です。

 

何とか上手に両立できるようにしていきたいです。

平日の負担を少なめにしてみるのも良いかも知れません。図工や、音楽、英語は週末に回してみようかな。

 

ピヨ太の様子を注意深く見守りながら、支えていこうと思います。

 

今回は、ここまでです。

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