おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

全国公開模試の出題項目・出題意図(5年生・日能研:2020/5/30)

今回は、日能研5年生の全国公開模試(2020/5/30)の出題項目・出題意図についてです。

   

ピヨ太の1学年下以降のお子さんが、この時期にどのような範囲を押さえておくべきかを考える時の参考として、書いてみました。また、出題意図は、おばばが「こうじゃないかな」と考えたもので、日能研が本当にそう考えているかは分かりません。そんな前提で読んで下さいね。(なお、今回は首都圏はコロナ対応で自宅受験となりました。)

 

【出題範囲と出題意図】

1.算数

(内容)

分数、単位、小数、速さ、約数、つるかめ算

等差数列、図形(角度、面積)、規則性をとらえる文章題

(出題意図)

○分数の加減乗除ができる。

○ha・a(ヘクタール、アール)の単位を理解し、計算できる。

○速さ、約数の基本を理解している。

循環小数になる分数の小数第20位の数字を求められる。

○典型的なつるかめ算をとける。

○三角形や長方形の面積や角度を求める問題を解ける。

○円・おうぎ形の面積の問題を解ける。

○等差数列の問題が解ける。

○初めて見る規則(ルール)を使った文章題で規則性を発見して、解くことができる。

 

2.国語

(出題項目)

○漢字

○擬音語

(物や人・生物の音や声などを表現する言葉。例:「とんとんと階段を上る。」)

 擬態語

(ものごとの様子を詳しく表現する言葉。例:「せかせかと片付けをする。」)

 

○助詞の働き

・強調(例:「苦労してこそ、力になる。」)

・限定(例:「残るは一人きりである。」)

・今すぐに動作が行われようとしている状況を表現

 (例:「準備万端、あとは出発するばかりだ。」)

・他にも同じようなことがあることを表現(「区役所にも行く。」)

 

○エッセイ(随筆)2問

 

(出題意図)

○代表的な擬音語・擬態語や助詞の具体的な意味、使い方を分かっている。

 

○エッセイ(随筆)で、書かれている事実関係や筆者の伝えたいことを読み取れる。

 

3.理科

 

(出題項目)

人体、太陽の動き、

水を使ったペットボトルロケットの飛距離、植物の受粉、電熱線から発生する熱

 

(出題意図)

○消化器官について、各器官(口、食道、胃、十二指腸、肝臓、胆のう、すい臓、小腸、大腸)の名前とその役割を覚えている。また、各器官で出てくる消化液(だ液、胃液、胆液、すい液、腸液)の名前とその役割(何を何に分解するかを含めて)を覚えている。

 

○太陽の動きで、日の出時刻、日の入時刻、昼の長さと季節(春分夏至秋分冬至)との関係を理解しており、また、なぜ昼の長さが変化するのか、地軸の傾きと地球の公転との関係を理解しており、関連の問題をとける。

 

○水を使ったペットボトルロケットの飛距離について、問題文にある実験内容と実験結果から、水の量や、発射角度と飛距離との関係を推定する問題(知識は不要で、実験内容と結果の数値を理解し、論理的に推定を行える力を見る問題)

 

○植物について、めしべについた花粉が胚珠に到達し、種ができるのは、どの細胞の働きによるのかを、実験内容と実験結果から推定する問題(知識は不要で、実験内容と結果の数値を理解し、論理的に推定を行える力を見る問題)

 

○電熱線による加熱で、加熱時間、電熱線の数、水の量と温度上昇との関係を、実験内容と実験結果から推定する問題(知識は不要で、実験内容と結果の数値を理解し、論理的に推定を行える力を見る問題)

 

4.社会

(出題項目)

山地・山脈、河川、

日本列島を緯度を変えて東西に切った際の大まかな高さ

日本の面積、人口、緯度・経度、

関東地方、中部地方近畿地方の面積、人口、農業、工業を比較したときの大まかな状況と主な都市の雨温図

 

(出題意図)

○出題項目の知識をしっかり覚えている。

 

今回は、ここまでです。