今回は、日能研の5年生の育成テスト(2020年5月23日実施分)の出題範囲と、出題意図についてです。
ピヨ太の1学年下以降のお子さんが、この時期にどのような範囲を押さえておくべきかを考える時の参考として、書いてみました。
出題意図は、おばばが「こうじゃないかな」と考えたもので、日能研が本当にそう考えているかは分かりません。そんな前提で読んで下さいね。
1.算数
(出題項目)
平面図形
・三角形の長さ、角度、合同
・対頂角、同位角、錯角。
・多角形の内角、外角、対角線の本数
・多角形とおうぎ形の組み合わせた図形の面積
・円・おうぎ形の回転移動の際の頂点の動きやその長さ、そして、通過する面積)
(出題意図)
○出題項目の問題演習を十分こなしており、各問題を時間をかけずに解ける。
2.国語
(出題項目)
○漢字
○比喩
○「○○しい」の表現についての知識
○随筆(エッセイ)2問
(出題意図)
○比喩で、(「~のように」、「~のような」、「~のようだった。」との表現により、なにを言おうとしているのか分かる。具体的には、短文を読んで、比喩の部分で「温度」、「硬さ」、「美しさ」など、何を表現しようとしているのか分かる。
○「いまわしい」、「おこがましい」、「かいがいしい」などの表現について、意味や使い方を理解し、覚えている。
○「クジラの自殺」を例にとり、その理由について学術的な自分の意見を述べるとともに、それを人間に当てはめて、人間が頭においておくべきことを表現した随筆を理解できる。
○自分の人生に大きな影響を及ぼした重要な経験について紹介された文章について、筆者の考えを理解できる。
3.理科
(出題項目)
星の動きと月の動き
(出題意図)
○星の動きについて、動く理由、動く方向と速さ、方角による動く方向や速さの違いを理解している。
○星の動きについて、時刻変化による移動と季節の変化による移動について、具体的な数字で答える問題を解ける。
○月の動きについて、満ち欠けの周期、順番がどうなっているのか、太陽・地球・月の位置関係と自転、公転との関係を理解しているとともに、必要な知識を覚えている。これに基づき、月から地球を見た時の形についての問題を解ける。
○月の動きについて、形により、南中時刻や昇る時間、沈む時間が一日のうちでどうなるか分かる。
4.社会
(出題項目)
東北地方・北海道地方
(出題意図)
○東北地方、北海道地方の山地・山脈、平野、河川を覚えている。
○東北地方の米のとれ高を他の地方と比較や、東北地方の県での米の取れ高についての基本的知識、東北地方で米作りに適した自然条件、有名な干拓地などの知識を覚えている。
○東北地方の果物作りについて、多く作られている果物名や、果物作りに適した自然条件を覚えている。
○北海道地方の米の取れ高や、米作りの中心となっている平野、盆地について覚えている。
○オホーツク・十勝地域での畑作について、土壌の特徴、とれる野菜、栽培方法の特徴について、覚えている。
○釧路、根室、宗谷地域の酪農、畜産について、中心となる台地、土壌の特徴、夏の気候の特徴を覚えている。
○東北地方、北海道地方の漁業について、養殖水産物、採れる魚の種類、寒流・暖流の影響、リアス式海岸の特徴とメリットについて覚えている。
今回は、ここまでです。