今回は、日能研の5年生の育成テスト(2020年7月4日実施分)の出題範囲と、出題意図についてです。
ピヨ太の1学年下以降のお子さんが、この時期にどのような範囲を押さえておくべきかを考える時の参考として、書いてみました。
出題意図は、おばばが「こうじゃないかな」と考えたもので、日能研が本当にそう考えているかは分かりません。そんな前提で読んで下さいね。
1.算数
(出題項目)
割合
(出題意図)
○全体を「1」としたときの割合、あるいは、%(パーセント)について理解している。
○具体的な数について、全体に対する割合を求めたり、ある数が全体のどの位の割合になっているとの情報から、割り戻すことで全体の数を求めることができる。
○割合についての複雑な文章題を解ける。
2.国語
(出題項目)
○漢字
○慣用句
○説明文(2問)
(出題意図)
○体の一部を使った慣用句(目にあまる)や表現(口が重い)を覚えており、その意味から慣用句や表現が浮かぶ。
○説明文について、筆者の論理展開を理解できる。また、筆者の主張する内容を正確に把握し、それと合致する内容の文を選ぶことができる。
3.理科
(出題項目)
気体、ばね
(出題意図)
○酸素や二酸化炭素の発生について、何と何を混ぜればいいか、どのような方法(水上置換、上方置換、下方置換)を使うのか、その方法を使う理由は何か、発生する気体の体積と混ぜる物質の量との関係はどうなっているのか(比例関係。ただし、酸素を発生させる時の二酸化マンガンは、反応を助けるだけ(触媒)であり、変化しない、など)について、覚えているとともに、理解している。
○「ばね」について、「重さ」と「ばねの伸び」が比例関係にあることを、覚えているともに、理解している。
○「ばね」を直列、並列につないだ時の「伸び」がどうなるか、理解している。
4.社会
(出題項目)
食料の自給率
(出題意図)
○食料自給率の計算方法理解し、覚えている。
○日本の食料自給率を覚えている。また、主な農産物(米、小麦、大豆、果物、肉、魚介類、野菜)の食料自給率を覚えている。
○米の関税を例に、関税の基本を理解し、覚えている。
○食料自給率と外国からの輸入の関係を理解している。
○和紙の原料や主な生産地を覚えている。また、和紙作りと世の中の変化との関係を理解している。
○製紙・パルプ工場の特徴(水を多く使う。)を理解し、主な都市を覚えている。
○繊維工業の移り変わりを理解しており、富岡製紙工場についての知識がある。
○衣類の海外からの輸入が多くなっている状況や理由を理解している。
○衣類のタグの記号に国際的なものが採用され、記号の数も多くなった理由について、説明できる。
今回は、ここまでです。