今回の育成テスト(9/20)の範囲の学習に取り組む中で、日能研と四谷大塚のカリキュラムを比較してみて、算数と理科について、感じたことを書いてみます。
詳細を比較をしたわけではなく、日能研のカリキュラム通りに本科と栄冠に取り組んだ上で、四谷大塚の予習シリーズ、算数と理科の応用演習問題集を少しだけ、ピヨ太と取り組んでみて、感じた印象ですので、それを前提に読んでもらえると嬉しいです。
__________
【算数】
今回の育成テストの範囲は、差集算、過不足算、つるかめ算、場合の数でした。
4年生の頃と比較すると、本科・栄冠とも、問題量と難易度が上がっています。
差集算を例にとると、四谷の予習シリーズでは5年上の範囲になっています。
算数の応用演習問題集は、応用Bで、入試問題が取り上げられます。
差集算では、応用Bの2問目が灘の入試問題でした。
日能研では、5年2学期の最初が差集算です。
テキストの問題をみると、この応用演習の灘の入試問題と、同等の難易度の問題が掲載されています。
本科のオプ活や栄冠の問研には、これ以外にも、歯ごたえのある問題が多く、問題量と難易度の不足についても心配はなく、本科と栄冠を身につけていければ十分だと思いました。(それが大変なのですが
)
【理科】
今回の育成テストの範囲は、地層でした。
算数と同様、4年生の頃と比較すると、本科・栄冠とも、格段に問題量と難易度が上がっています。
地層は、予習シリーズでも、5年下の単元になっています。
日能研では、本科で基礎をしっかり学んで、栄冠で応用力をつける、といった構成になっているようです。(少なくとも、地層については。)
このためか、栄冠の問研では、かなり骨のある内容の問題が掲載されています。
四谷大塚の予習シリーズより難易度が高く、また、応用演習問題集と比較しても、同等以上に見えました。
ただ、知識量については、予習シリーズの方が少し多いです。
岩石の種類や、示相化石、示準化石といった用語や、その具体例で、情報量が多くなっています。
それでも、地層の考え方をしっかり学ぶには、日能研の本科・栄冠を十分身につけていけば、問題なさそうです。知識については、後から補強もできるわけですし。
算数と理科について、ほんの一部を簡単に比べてみた限りですが、日能研のテキストは、問題量と難易度をみても、四谷のテキストと遜色はないのではないでしょうか。
まずは、日能研のカリキュラムにしっかりついていくことで、力をつけて行きたいと思いました。
今回は、ここまでです。