おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

【5年後期14週】旅人算・通過算・時計算と水溶液(理科のスパイラル)

毎週てんこ盛りの、5年生後期。

いよいよ佳境に入ってきた感があります。

 

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【算数】

算数は、「比」と双璧の「速さ」に入ってます。

第11回から、速さの三公式、進行グラフ、平均の速さと学び、旅人算、時計算、通過算と、4週間かけて「速さ」が完成します。

 

速さの三公式。

これを目をつぶっても分かるくらい、しっかりと理解するところから始まります。

昔、「は・じ・き」とか習いましたね。

速さ時間距離の関係。

車に乗ったり、電車に乗ったり、色々な経験のある大人はイメージしやすいのですが、慣れてないお子さんだと、「時速〇〇km」という概念はとっつきにくいかもしれません。

ある距離を、これだけの速さで進んだら、これくらい時間がかかった。

この速さの概念をしっかり身につけないと、その先の問題が解けなくなってしまいます。

 

旅人算は、二人の人物が出てきます。

この二人の速度は違います。

それでも、単純に進むうちはいいのですが、そのうち、忘れ物を取りに帰ったり、Bさんに話さなくてはいけないことを思い出して追いかけたり、途中で速さを変えたり、自転車がパンクしたり、出会ったのに気づかずにすれ違ったり、待ち合わせに遅刻したり、途中で休憩していたりと、まあ次から次へと事件が起こります。

 

ここでイヤにならずに、冷静に進行グラフに書き込んで、状況を整理できるかが、勝負どころですね。

状況が整理できれば、計算自体はそれほど難しいものではありません。

 

通過算は、電車がトンネルを通過したり、鉄橋を渡ったり、2台の電車がお互いにすれ違い終わる時間を求める問題。電車の長さ分を足して、速さや距離の計算をします。

速さの三公式をしっかり理解できていれば、それほど難しくないのでは、と思います。

 

「二月の勝者」では、鉄道オタクの加藤君が、この通過算が得意でした。鉄道が好きだと、電車がすれ違ったり追い越したりするイメージをつかみやすいのかもしれませんね。

 

最後に「時計算」。

ここまで順調に進んできたピヨ太でしたが、時計算では少し苦労していたようでした。

長針が短針に追いついたり追い越したり、という旅人算の応用なのですが、角度を求めるのには慣れが必要です。

また、60が単位なので、分数の計算が、少し大変です。

日能研の先生からは、毎回、図を書くことを徹底されたようです。通過算、時計算を学ぶ第14回は、テキストの問題数もかなり多めになっています。それだけ、慣れが必要な単元なのだと思います。

 

【理科】

第14回は、水溶液の中和。

テキストを見ると、ものすごいボリュームで焦りますね。これを一から1週間で覚えるのは不可能だと思います。

 

ただ、これは声を大にして言いたいのですが、日能研の理科のカリキュラムは、5年生前期⇒後期へと、スパイラルになっています。

 

前期には、「水溶液の性質」と「溶解度」を学習しています。その時にたくさんの水溶液を覚え、夏期講習で復習をして、定着させます。

後期の「濃度と溶解度」、「水素の発生」「水溶液の中和」は、もう一度前期の学習を復習しながら、その上に積み上げていきます。

 

他にも、前期「太陽の動き」「星」「月」は、後期で「星の動き」「月の動き」へ。

前期の「ばね」「てこのしくみ」「てこのつりあい」も、後期では「てこと力」「てことばね」へと続きます。

 

5年生後期から学習を始めた場合は、本当に全てが初めてで、相当な量を詰め込んでいかなければなりませんが、5年生前期から始めた場合は、社会・理科は、じゅうぶん間に合うと思います。

 

今回は、ここまでです。

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