今回は、12月から中学入試までの入試直前期に、「やっておきたいこと」が日能研の情報エキスプレスとネッティランド(中学入試情報フリーマガジン)に掲載されていたので、これらを読んで、ポイントをまとめてみた上で、それについて思ったことも書いてみました。
1.入試直前期
生活リズムの維持
・あまり過敏にならず、急激な生活リズムの変化を避けて、リズムを維持
・本番に向けて朝型に変えた方がいい、と言われることもあるが、無理なリズムの変更はストレスになることもある。神経質にならず、普段通り、過ごすのがよい。
・生活リズムの変化を避けるため、そして、小学校生活は基本でもあり、小学校を休んで家で勉強することは、やめた方がいい。
(思ったこと)
共通して重要と書いてあったのが、神経質にならずに、普段の生活リズムを維持するのがいい、との内容でした。
小学校に毎日行くか、休みを入れて家で勉強するかは、議論が分かれそうですね。
1月になると、小学校を休む6年生も出てくる中、「家で勉強しなくてよいのかな」とか、「学校に行くとインフルエンザやコロナに伝染しないかな」とか、気になってくる場合もあるかもしれません。これは、人により考え方も違うこともあるので、「自分と子どもが後悔しない方」を選べばよいと個人的には考えます。
健康管理・食事
・インフルエンザの予防接種を受ける。マスク、うがい、手洗いの習慣を続ける。
・栄養バランスの良い食事をとる。外食をなるべく避けて、野菜、果物も適量食べる。
子どもの好きなメニューも良い。
・十分な睡眠をとる。
(思ったこと)
これらのポイントも、基本的なことをしっかりやっていればよくて、生活リズムの維持と同じく、神経質になりすぎないことが重要なのかな、と思いました。
メンタル管理
・親が緊張しすぎることは避ける。
・「そんなんじゃ、どこにも受からない!」「本番まで、あと何日だと思ってるの?」とかは厳禁。
・親がリラックスしてないと、プレッシャーのある子どもが、ストレスや不安を増やすことになり、悪影響。
(思ったこと)
メンタルでも、親がリラックスして、神経質になりすぎないことが重要なんですね。
注意しないと、親がプレッシャーを感じて、それを子どもにぶつけることにつながりかねないので、直前期は意識して、気をつける必要がありそうです。
2.入試前日
・天気予報をチェック。雨具や寒さ対策の服、携帯カイロなどを準備
・筆記用具、受験票、お金を忘れてないか、必ずチェック
・入試会場までのルートを再確認。万一を考え、2ルートをチェック
・勉強は、根をつめずに、机に向かって、できる範囲の確認程度に
・早く寝る。寝付けなくても気にしない。
(思ったこと)
どれも、基本的なことばかりですね。ここでも、親と受験生のリラックスが重要なようです。
直前期も、前日も、リラックスが重要なんですね。
前日は、なるようになる、と開き直るしかないのかも。
3.入試当日
・持ち物の最終確認(筆記用具、受験票、お金)
・朝食をとる。適度な量に。
・集合時間の30分~1時間前に到着のスケジュールで。
・トイレの観点から水分を取り過ぎない。試験開始前に、トイレに行く。
(思ったこと)
合格体験記などを読むと、意外に、プレッシャーで体調が悪くなるお子さんも多いようです。
そうならないためにも、当日も、お子さんがリラックスできるのが一番。
そのためには、親がリラックスするか、少なくともリラックスしているように子どもからは見えるようにできるといいですね。
2021年組のお子さん達が、頑張ってきた力をじゅうぶんに発揮できるように、応援しています。
今回は、ここまでです。