四谷大塚の予習シリーズの新年度学習予定表が出ていたので、日能研のテキストと比較してみることにしました。
社会6年上巻についてです。
まず、2月2週から夏休み前までの期間で、日能研は20回分、四谷大塚は18回分のカリキュラムがあります。これは、日能研の6年生の授業数の多さが、学習回の多さにつながっているようです。
次に、単元の内容を見てみます。
日能研・四谷大塚ともに、5年前期の「地理」、後期の「歴史」の復習に加えて、新たな学習として「公民」が出てきます。
この3分野の配分が、やや違うようです。
日能研は、まず地理分野が連続して6回、次に歴史分野が10回、最後に公民分野が4回です。
四谷大塚は、まず公民分野が連続して4回あり、その復習回が1回。その後は、地理・歴史・公民・復習、地理・歴史・公民・歴史・復習、地理・歴史・公民・復習とスパイラルになっています。
全体的な配分としては、日能研は地理・歴史が多めで、公民は少なめ。
四谷大塚は公民が多めで、地理・歴史は少なめとなっています。
6年前期でスパイラルを繰り返していく四谷大塚に比べると、日能研の社会はややゆっくりめのカリキュラムのようです。
日能研生は公民を習うのが遅めの為、6年生前期で他塾模試に挑戦しても、公民分野で点数を取ることはできないので、ここは差し引いて考えるのが良さそうです。
一方で、地理・歴史分野を、時間をかけて振り返ることができるのは大きなメリットであると思います。特に5年生後期に駆け足で学んできた歴史分野をもう1度学びなおす最後のチャンスととらえて、しっかりと学習してみようと思います。
公民分野は駆け足での学びとなるので、夏休み以降、カリキュラムに沿ってしっかりと復習していく必要があります。
今回は、ここまでです。