朝日新聞EduAで、今年の開成中学合格者の親子32組へのアンケート結果が紹介されていました。
主なアンケート結果は以下です。
夢中になっていること
読書📚 7
サッカー⚽ 7
ゲーム 🎮 5
中学入学後にやりたいこと
部活動・クラブ活動 17
現時点の志望大学
東京大学 12
未定 17
いつから塾へ行くか
中1から 6
未定・無回答 20
将来の夢
学者・研究者 9
医師 4
保護者へのアンケートから
・そっと見守り、明るく接する
・子どもの「意思」を大切にした
・親が必死になり過ぎてはダメ
・最後まであきらめない
・一喜一憂しすぎない
・「大丈夫」と励まし続ける
・理性的に子どもと接して、解決法を見つける
「勉強は塾へお任せだった」と答えた保護者が多かったとのことでした。通信教育で勉強し、塾へは通わなかったお子さんや、小3から小4は予習シリーズで勉強し、小5の後期から塾へ通ったお子さんもいました。
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さて。
保護者の方々のアンケートの回答を読んで、「なるほど!参考になるなあ。」と思われた親御さんはいらっしゃるでしょうか?
親は必死にならず、明るく理性的に接し、子どもの「意思」を大切にし、一喜一憂せず、「大丈夫」と励まし続け、そっと見守る。慾はなく、決して怒らず、いつも静かに笑っている、そういうものに私もなりたいですが、なれないのが受験生の親ではないでしょうか。
今、受験学年への入り口に立って、おばばが感じているのは、恐らくこれからの1年間は必死になるであろう自分です。
今までは、合格者体験記や、日能研のR4偏差値表などを「ほうほう」と平常心で眺めていましたが、最近は「こんな事が起きるなんて、自分は耐えられるだろうか」と思ったり、「どんな併願を組めば安心できるのか。うまくいかなかったら、どうしよう。」という怖くなったり、色々な情報が身に迫って感じるようになりました。
6年生の秋以降はどんな親でも冷静な精神状態ではいられないと、保護者会で聞いたこともあります。
そんなふうな焦る気持ちでいっぱいの時期に入った時、それでも何を一番大切にしたいのかというと、何より我が子なのだと思います。我が子が健康で、幸せであることが、親の一番の願いです。
中学受験の波に親が飲み込まれてしまわないように、大切な我が子を見失わないように、気持ちが焦ってきた時は、今回のアンケートを読み返して、冷静な自分を取り戻していきたいと思いました。
今回は、ここまでです。