おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

せわしくて、せわしない【日能研】春期講習国語テキストより

やらないといけないと思いながら、先延ばししてきたことの一つに、「語彙の強化」があります。

 

ピヨ太の気持ちがまだ幼い時は、説明してもしっかりと理解できないだろうし、そろそろ知っておいてほしいという5年生後半では、算数の「比」だったり、社会の「歴史」だったり、やらなければいけないことが多く、後回しとなっていました。

 

そんなおばばを見透かしたかのようです。

「今回が最後のチャンスですよ」とばかりに、6年生春期講習テキストには、毎回語彙の大問があります。

 

宿題となっているので、先の回まで手をつけました。

その中で、「これをまだ知らなかったのかあ。」と思った言葉がいくつかありました。

 

ピヨ太が難しかったのは、以下の言葉でした。

・すげなく

・ものおじする

・ほうほうのてい

・けげんな顔

・おあつらえ向き

・たいぎそうに

・せわしない

・打ちひしがれる

・とってつけたような

・まがいもの

・身じろぎもせず

・おざなり

 

大人だと常識的に分かるような言葉ばかり。

「こんなのを知らないのかあ。」

とうっかり言いそうになるのを、何度かこらえました。

 

確かに、日常会話では使わないような言葉ばかりです。

物語文などにはよく使われるような気がするので、読書の好きなお子さんだと、知っている言葉も多いかもしれませんね。

 

これ等の言葉を使わなければならない状況では、どんな言葉を使うのか聞いてみると、

 

すげなく=あっさり

ものおじする=ビクつく

ほうほうのてい=ドロン

けげんな顔=きょとん

たいぎそうに=ダルっ

うちひしがれる=ぴえんだし

 

と答えるピヨ太の様子に、おばばは打ちひしがれ、ほうほうのていで逃げ出したくなりました。

 

一つ一つの意味を確認していきます。

「せわしない」とは、「いそがしい、やることが多い」という意味ですね。

 

そして、「せわしない」は漢字で「忙しない」と書くと知って。

 

「じゃあ、『せわしい』は?」

と聞くピヨ太。

 

せわしいは漢字で「忙しい」で、忙(いそが)しいという意味。

 

「『せわしい』と『せわしない』は肯定と否定なのに、同じ意味なの?」

 

調べてみると、「せわしない」は、【せわしい+ない】で成り立っていますが、この場合の【ない】は「強調」で、「せわしい」より「せわしない」の方が「いそがしい」ことを強調しているとのことです。

否定の意味で使う場合は、「せわしくない」となります。

 

宿題に追われてせわしい春期講習中に、「せわしい」と「せわしない」に詳しくなりました。

 

今回は、ここまでです。

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