おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

二月の勝者11巻の感想

4月12日発売の「二月の勝者」11巻を読みました。

感想を書いてみたいと思います。

 

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___________絵馬

 

現在、我が家も6年生の受験生を抱えているので、切迫感というか、切実感というか、今まで読んだ時とは違うものがありました。

 

冒頭に出てきた「絶対合格カレンダー」。

 

以下の項目が、カレンダーの日付に沿って、志望校ごとにまとめられています。

・出願期間

・入試日

・合格発表・入学手続き

 

また、それぞれに、最寄り駅、受験番号、手続き時納入金、備考欄がありました。

 

これはぜひ我が家も作ってみようと思いました。

おばばは紙ベースで持ち歩きたい人なので、エクセルで管理して、随時印刷するパターンでしょうか。

 

現在は、学校説明会の申込みや入試の出願は、ほとんどミライコンパスからできる学校が多いようですね。

コロナ禍を機に、web出願ができるようになったのは便利ですね。学校へ足を運んでいない分、出願したかどうかうっかり忘れてしまいそうなので、気をつけたいです。

 

___________桜

 

 

11巻では、女子学院(JG)志望で、小学校を不登校中の柴田まるみちゃんのお話が、一番の山場となっています。


まるみちゃんが3年生の時に不登校に至った経緯も描かれていました。

3年生から3年間も学校へ通っていないのに、これだけの成績が取れているのは、家庭でもコツコツと基礎から積み上げてきたのですね。学校へ行けなくなったからといって、何もかもを投げ出してしまわず、前を向いて生きてきたまるみちゃんと、サポートをしてきたお母さんの頑張りがうかがえます。

 

出願時に提出する内申書について、まるみちゃんのお母さんは担任の先生に話を聞きに行きます。

現在は保健室登校をしているまるみちゃん。

保健室登校が「出席扱い」となり、出席日数が足りていそうなことも分かり、ホッとするお母さん。

しかし、授業に出席をしていない事から、各科目の成績は、テストの点数が良くても最高評価の「3」はつかないとのこと。

 

授業に出ていても、オール3をもらうお子さんも多くはないでしょうから、「3」はつかなくても大丈夫な気はしますが、名門女子校の受験となるとお母さんも気になるのでしょうか。

まるみちゃんにJGをあきらめるように迫ってしまいます。

 

桜花で出会ったお友達のジュリちゃんと一緒にJGに行きたい。

その一念で、まるみちゃんは自分を奮い立たせます。「負けるもんか、負けるもんか」とつぶやきながら、保健室から教室へ、震えながら向かって行くシーンが圧巻です。

 

こんなふうに自分に打ち克つことは、大人であってもなかなかできることではありません。

まるみちゃんの姿に、涙が止まりません。

 

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感想(1件)

 

今回は、ここまでです。

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