夏期講習、オプション講座、テストなどのお知らせが出揃いました。
全部詰め込むと、空いた日のほとんどない夏休みとなります。他塾がどうなっているのか分かりませんが、日能研は文字通りのハードスケジュール。
小6の夏は、天下分け目の夏休みですね。
そう言えば、おばばも小6の時に、母親が妙に嬉しそうな顔をしながら「天下分け目の夏休みなのよ!」と言うのを見て、げんなりした覚えがあります。
意気込んでいるのは親ばかりというのは、世代を超えても変わらないのですね。
我が家も、ピヨ太が意気込んでいないので、仕方ない。おばばが意気込んでおきます。
天下分け目の夏休みに向けて、どんな準備や心構えが必要なのか調べてみました。
● 夏休み中に、いかに効率よくたくさん勉強できたかで差がつく。
● 塾の夏期講習は、徹底した受験モード。先生の熱さや、周りの友達の熱気にのせられて、子どももやる気になる。
● 夏期講習は、目標を持って受講する方が効果的。「順位を〇番上げる」「一つ上のクラスに入る」など、明確な目標を持つと良い。
● 家庭内では、苦手克服や弱点の克服を。じっくり時間をかけられるのは、夏休みが最後。
● 親が言ってはいけないNG言動
・なんでできないの!
・あの子はもっとやっているわよ!
・塾代にいくら払っていると思っているの!
(子どもを否定しない。他の子と比較しない。お金の話はご法度。)
● 親がしたい理想の言動
・できているこを褒める
・小言は最小限にとどめる
・ルールが守れたら、ご褒美などメリハリを!
・言い過ぎたら、すかさずフォロー!
・帰宅時にはねぎらいの言葉がけを!
【総合進学セミナーHPより】
● 夏休みに力を出し尽くすのはダメ
● 「夏休みは天王山」は塾の煽り文句。頑張り過ぎて、秋に心や体を崩す子もいる。勉強をやらせ過ぎてはいけない。
● 睡眠時間が足りないと、体調を崩し、学習意欲が低下する。
● 塾の宿題をすべてやるのは不可能。やってもやっても終わらないと、子どもから笑顔が消える。
● 夏に頑張り過ぎて、秋に体調を崩すと、そのまま引きずり、モチベーションが下がってしまう。
● やること、やらないことの取捨選択をする。
● 苦手な『速さ』『平面図形』を完璧にする、など具体的な目標を持つ。全部頑張る必要はない。
【西村則康さん/プレジデントオンラインより】
● 小6の夏休みは、過干渉でもOK!
● オンとオフの時間を意識させる
● 親子ケンカはあって当たり前。夫婦の片方がケンカしたら、もう片方は見守る。それが難しかったら、塾に相談して下さい。
● 中学受験はマストではない。どうにもならなければ、中学受験自体をやめることも選択肢に入れる。中学受験を乗り越えなくても、人生が終わるわけではない。
【SAPIX・広報企画部部長/現代ビジネス】
様々な方が、それぞれのお立場からアドバイスをされています。意気込み過ぎていたおばばとしては、もう少し冷静になるように諭されたような思いです。
親も少し余裕を持って、規則正しい生活と十分な睡眠時間を確保しながら、苦手分野を克服する。オンとオフを意識して、息抜きもする。親子ともに切羽詰まったら、塾に相談しても良い。
その辺りにを心にとめて、熱い夏を乗り切っていけたらいいなと思います。
今回は、ここまでです。