「何でも気軽に相談をして下さい。」
と、塾の先生は言ってくれますね。
ピヨ太が日能研に通い始めた頃、おばばは夜迎えに行っていました。授業が終わるのを待っていると、先生が声をかけてくれて、授業での様子を話してくれたりしました。
勉強面で相談したいことがある時など、そんな時は気軽に聞くことができました。
今はピヨ太がお友達と帰るようになり、おばばも校舎から足が遠のきました。
勉強面で困った時、テストの結果が悪くて動揺した時など、ちょっと話を聞いてほしいなと思っても、わざわざ電話をかけてとなると、なかなか腰が上がりません。
そんななか、先日、個人面談がありました。
日能研では、定期的に個人面談をしています。
5年生の時は2回、6年生になってからは今回が初めてです。
事前に、アンケートが配られ、都合の良い日時や、志望校を記入して提出し、当日はそれをもとにお話があります。
面談は、校舎長が各教科の先生からお話を聞いたうえで、行ってくれます。
他のご家庭は、面談でどんなお話をされているのでしょうか。
我が家では、志望校の話が多かったです。
5年生の時の志望校は、ぼんやりしたものでした。
先生が雑談がてら、色々な学校の話をして下さり、一気に視野が広がりました。
先日の面談は、先生はもう雑談をするような雰囲気はなく、かなり具体的な内容となりました。こちらの不安を聞いてもらいながらも、本命志望校ははっきりと決まりました。
今の段階で本命を決めるというのは、慎重派のおばばには何だか怖い気がします。
先日は後期日特の申込みもありましたし、もう気持ちを定めて本気で目指していかないといけない時期なのでしょうね。
併願校は1つ、2つ提示されました。
チャレンジをするか、むしろしっかりとおさえに行くか、最終的には秋の段階で決めましょうとお話がありました。
勉強面では、各教科の家で取り組むべき優先順位を教えて頂きました。
また、後期のハードスケジュールの中での過去問の取り組み方のお話もありました。
日能研は特に、高学年になるほど授業日数が多くなります。
通常の校舎での授業に加えて、日曜日は学校別の日特が始まります。
家での勉強に充てられるのは、平日で塾がない2日間の夜、土曜日の学校がない日の午前、それから土日の夜、でしょうか。こう書き出してみると、意外とある気もしますね。
この空いている時間を勉強にあてていけるとスムーズです。今は、たくさんの息抜きの時間を必要としているピヨ太ですが、どうなるでしょうか。
情報サイト「中学受験ナビ」では、塾の面談に際して、以下のアドバイスが書かれていました。
・国語の成績が悪い、成績が上がらないけどどうしたら良いのかという漠然とした質問は避け、「国語の読解で、論説文は比較的点数が安定しているが物語文になるとムラがある、物語文の勉強のしかたを教えてほしい」といった具体的な質問をする。
・もらったアドバイスは、さっそく実行する。
・講師の指導範疇を超えた質問はしない。
「今の実力だと合格の可能性は何%か。」など。合格するしないは水物なので、講師は答えることはできない。合格可能性については、模試等で判断する。
合格可能性が低くてもチャレンジしたいのであれば、いばらの道であってもできることはすべてやりたい、そうした意思を講師にも伝え、アドバイスをもらう。
・「この学校はうちの子に合っているか。」も、講師の指導範疇を超える。合っているかどうかは、学校説明会などに足を運び、家庭の教育方針と照らし合わせて、家庭で決めること。
この2つ目の「合っているかどうか」については、我が家の面談では、いくつかの学校の話をする中で、具体的に先生は感想を言って下さいました。
ただ、一般論として、他塾の模試の保護者会に参加した時も同じ感想を持ちましたが、塾は比較的男子校を推すような気がします。
この理由は何かと考えると、塾としては実績として計上しやすい、また共学より男子の募集人数が倍になるので、その子を合格させてあげやすい、男子校に特化した指導がしやすいといった利点があるのかもしれません。
今回は、ここまでです。