7月18日は、早稲田アカデミーのNNオープン模試と保護者会がありました。
保護者会の内容をまとめてみます。
【開成入試について】
・コロナ禍の安全志向で、開成、筑駒は志願者が減った。麻布、武蔵は横ばい。駒東は増えている。
・算数が得意な子が有利。
・平成26年から令和1年は易化傾向が続き、令和2年から難化傾向になった。
・理科社会は、知識問題が減り、データの分析問題が増えている。
【夏休みの過ごし方】
・所属塾の夏期講習を軽視せず頑張る。
・暗記物には真剣に取り組む。
・算数重視の配分。
【NN開成コースの今後の予定】
・8/22(日)
筑駒・開成・灘「算数・国語」徹底分析会
・8/22(日)
灘中合格作戦会
・8/29(日)
第4回NNオープン模試
・9/5(日)
後期NN学校別コース始まる
【NN開成オープン模試について】
今回は第3回です。
これまでの2回と比較した子どもの感想と、内容についてです。
国語は、物語文が2題。そのうちの1題の物語文は、寺地はるなさんの「水を縫う」でした。今年の模試で引っ張りだこですね。
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1問を除き、全て記述の問題でしたが、前2回と比べると、比較的答えやすい出題だったと思います。
算数は、今年の開成入試を踏襲した大問3つ。
非常に難しかったです。
いつも難しいのですが、2回目は初回より若干難易度が下がったようですが、今回は初回以上に難しかった感じです。
1(1)の出だしからして難しいです。今年の開成で割り算を沢山やって規則性をつかむ問題を意識した出題なのではないでしょうか。
1(2)最近塾で流行りの、場合の数のうち和分解の問題。漸化式であることに気づくことができるかどうか。
1(4)、(5)ここが、今回の中では点を取りやすい問題。
1(6)簡単かと思いきや、なかなか解きにくい問題。
2、3は、本当に難しいです。
理科は、生物・化学・天体・電流の大問4つ。分量が多く、難易度としても過去2回よりも難しかったようです。
2の化学反応の定量問題は、特に難しかったのではないでしょうか。
社会は、歴史・地理・国際社会の大問3つ。東京問題もありました。難易度はやや高めだと思います。
算数、理科は難化、国語は若干易化、社会は同程度か若干難化で、全体で見ると、難化していると思います。
今回は、ここまでです。