4日間のお休みが終わり、今日は夏期講習2回目のテスト日でした。
お休み中も、2日間は長丁場のZoom算数授業があり、今年は旅行にも行きませんでした。1度だけ外食に出かけたのが、唯一のリフレッシュでしょうか。
受験生らしい夏を過ごしているピヨ太です。
今年はテレビでオリンピック観戦を楽しむ機会もあったおかげで、鬼気迫るような天王山の夏休みという雰囲気はありませんが、それでも夏期講習と家庭学習で、それなりに頑張っています。
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中学受験マンガ「二月の勝者」では、5巻で夏休みの時期に各校舎の合同合宿が行われていました。
(画像はお借りしています。)
現在はコロナ禍で合宿を行う塾はほとんどないのでしょうが、以前は早稲田アカデミーや四谷大塚では夏期合宿があったようです。
勉強のみの合宿というのは、実際はどんな雰囲気だったのでしょうね。
以前、ピヨ太のスポーツの合宿に付き添いで参加をしたことがありますが、楽し気な雰囲気を想像していたのと違って、びっしり頑張る合宿で大変でした。
合宿前の保護者会で、黒木先生はこんなことを話していました。
・夏休みに入って、何か変わったか? 朝早く起きて勉強しようという意思を感じるか?
・もし1学期と変わらない様子で、夏休み明けの模試で第一志望との偏差値の乖離が15ポイント以上なら、その時点でその学校をあきらめて下さい。
・後半戦はすべての中学受験生が本気になる時期。一緒の時期に火がついても遅い。
それに対して、一人の保護者から質問が出ます。
「あと6カ月しかないと焦り、子どもに伝えてもバトルになる。6か月後を想像すると、不安で夜も眠れない。」
おばばは毎夜ぐっすりと眠っていますが、この保護者の方の不安な気持ちには共感しました。
それに対する、黒木先生の答えは。
「勉強のことに関してはあなたに任せているからね。」と子どもに伝える。
「勉強しなさい、どうして〇〇しないの、等の言葉かけは自分の不安を子どもにぶつけているだけ。やらされているという気分ではなく、「この受験は自分自身のものなのだ」と自覚させないといけない。」
6年の夏を迎えた我が家にとっては、耳に痛い言葉です。
ピヨ太にとって、受験は自分事となっているのかどうか。
なってきたとも言えるし、まだまだそうでもないと感じる時もあります。
声をかけなくても、自ら机に向かう時もある。息抜きから気分を変えられずに、なかなか勉強を始められない時もある。
小学6年生という年齢を考えると、ここから半年間、一心不乱に頑張りぬくというのも難しい気もします。
大人であっても、半年後の目標の為に全力で頑張るというのは、なかなか難しいのではないでしょうか。
桜花ゼミナールでは、夏期合宿前にAクラスで、Ωクラス選抜テストが行われました。
その結果、夏期合宿でΩクラスに上がったのが、上杉海斗くんと柴田まるみちゃん。RクラスからAクラスに上がったばかりの加藤匠君は、惜しくもΩ入りを逃しました。
※ここから12巻ネタバレあり。
二月の勝者 -絶対合格の教室ー(12) (ビッグ コミックス) [ 高瀬 志帆 ] 価格:650円 |
5巻の夏期合宿で、Ω入りを果たした上杉海斗くんと柴田まるみちゃんは、12巻では、それぞれ開成志望、女子学院志望となっています。
鉄道研究会希望の加藤匠くんは、特に志望校にこだわりはなさそうですが、難関校を受験予定です。
ジャイアントキリングを果たす可能性があるのは、この3人にしぼられてきたのかもしれません。
12巻では、海斗くんが「開成を受験したい」と母親に打ち明けるまでの気持ちがていねいに描かれていました。
自分が頑張りたいことを、自分で決めたい。
「僕たちは… 結果を出さなければ、その分野で頑張ることもできないの?」
聞き分けが良く、いい子の海斗くん。心配する母親の思いを汲み取りつつも、しっかりと論理を通して、自分の考えを主張しました。
聞いていた双子の陸斗くんからも、「絶対に!勝ってやろうぜ!俺たち、二人とも!!」と、エールが。
この二人は、自分自身の戦いとして、受験へ挑んでいることが伺えます。
今回は、ここまでです。