おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

【二月の勝者】ドラマ第3話感想と中学受験塾あれこれ

原作マンガファンのおばばと申します。

上から目線を失礼いたします。

 

地に足がついてきた感じです。

 

方向性が見えてきました。

安心感が出てきました。

 

どこへ向かうのか、着地点はあるのか、ちょっと胸がざわざわした第1話から、ドラマ全体がまとまりを見せて、一つの方向へ向かいだす流れが見えてきました。

 

スターフィッシュが困っている状況の子ども達に無料で勉強を教えている場所のようだと、いきなりネタバレをしていたり、桜花ゼミナールの社長の孫娘がそこへ出入りして黒木先生を助けていたりと、ドラマ独自の流れをしています。

 

3カ月の間に、どう展開して終わらせるのか、ドラマ独自の構成が見て取れました。

 

その中でも、「二月の勝者」マンガの核となる、中学受験に挑む親子のドラマをしっかりと描いてくれています。

1話1話で、一人ずつクローズアップされるのが、連続ドラマでありながら1話完結にもなっていて、楽しく見ることができます。

 

___________📺

 

 

それでは、井戸端meetingのお時間です。

 

今回は、前田花恋ちゃん回でした。

 

桜花ゼミ女子トップの花恋ちゃん。

難関校志望者が集まる塾ルトワック(原作ではフェニックス)との間で揺れ動きます。

桜花ゼミではトップなのに、体験授業を受けたルトワックでは埋没してしまい、焦る花恋ちゃん。悲しい自傷行為も始まってしまいます。

 

お母さん役は高岡早紀さん。

スーツが似合っていて素敵です。

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(二月の勝者ホームページより)

 

原作以上の出来るお母さんぶりでした。

医師というハードな仕事をしながら、素敵なお弁当も手作り、最大限に子どものサポートをしています。

いつでも冷静沈着、子どもの意志を尊重して、ブレません。

 

通っている塾でトップになって、同じ塾のもっと大規模な校舎へ、或いは転塾へと検討するご家庭もあるかと思います。

通う子ども自身は慣れた環境の方が好ましいでしょうから、ステップアップをする為の校舎の移籍や転塾を検討するのは、一般的には親が行う場合が多いのではないでしょうか。

 

前田家の場合は、子どもの花恋ちゃん自身の意志でした。これは、かなり珍しいケースなのではないかと思います。

 

花恋ちゃんの意志を尊重してルトワックへの転塾の検討を始めたお母さんですが、焦りから自分を追い込んでいく花恋ちゃんを心配して、ルトワックへ相談します。

 

マンガ・ドラマの流れに飲み込まれて、ふんふんと流してしまうところですが、これは実際はかなりイレギュラーな出来事だと思います。

 

普通、塾への相談といえば。

「うちの子が勉強しない。」「なかなか成績が上がらない。どころか、下がった。」「子どもが勉強しないので、私(母)のイライラが止まらない」あたりが、3大トップではないでしょうか。

 

そこへ。

「うちの子が勉強をし過ぎるのです。」

という相談。

 

「せっかく本人はやる気なのに、お母さんがブレーキをかけるパターンか」

とつぶやく灰谷先生。

ドラマでは鬼のように見えますが、現実世界の塾でも、もしそんな相談をする親がいたら、ほとんどの先生はそうつぶやくのではないでしょうか。

 

あ、あと。

桜花ゼミで転塾の検討を切り出した時、突然、特待生の話が出てきました。(これは原作ではなかったですよね?)
ちょっと唐突な感じもありましたが、もし本当にこんなお話が出てきて、全く心が揺れない親なんているのかしらんと思いますが、高岡早紀さんは、じゃなかった、花恋ちゃんのお母さんは、微動だにせず、先生の顔を見据えて「そうですか。」と一言。

あくまで子どもの意志を尊重してサポートするのだという、ブレない親の姿勢を見せつけました。

 

そんな、クールビューティ高岡早紀さんが。

 

花恋ちゃんの帰りが遅くなって。

 

「ママがどれだけ心配していたか…」

という時だけ、まるで幼い子どものような、上ずった高い声になります。

 

あれだけ冷静で、そしていつも冷静でありたかったお母さんが、冷静であろうとしながら冷静でいられずに上ずる声に、

「私はママを泣かせてしまうほど悪いことをしたの?」

と叫びながら、泣きだす花恋ちゃん。

 

そんな色々があって。

「花恋は女王になれるところでしか輝けない。」

という、少女漫画も青ざめる、黒木先生の口説き文句が効いたのか、花恋ちゃんは桜花ゼミナールに戻ってきます。

 

気が強く、周りとのトラブルも起こりがち。

先週は、加藤君がマンツーマン指導を受けたことに腹を立て、酷い言葉を浴びせた花恋ちゃん。

 

戻ってきた後は。

「花恋ちゃんの雰囲気が変わった。」

と先生方に言われるような内面の成長を遂げたところで、この回は終わりました。

 

__________🏫

 

ところで。

 

桜花ゼミナール吉祥寺校。

 

モデルってあるの!?

 

と、つい思ってしまいませんか?

 

誤解を恐れずに言えば。

 

3話を見て、

「あれ?これ日能研?」

と思った方、いらしゃいませんか?

 

おばばは思いましたよ。

 

最上位クラス9人。

うち、数名が御三家志望。

 

めっちゃ、現実感があります。

 

それなりに校舎数のある、大手塾。

 

6年後期は、学校別の集合特訓講座。

 

こうなると、早稲田アカデミーさんや四谷大塚さんも、当てはまります?

 

皆さん、

「あれ?これ、うちの塾?」

と思いながら、見ていらっしゃるのでしょうか。

 

難関合格者を最多数出す大手塾ルトワック(原作ではフェニックス)は、やはりサ〇ックスを想像しますよね。

ドラマでは、ルトワックの校舎は、まるでホテルのロビーのようなきらびやかな雰囲気があります。

 

我が家は、学校別模試で2回ほど校舎に行きました。親は、校舎の入り口までだったので。

 

「サ〇ックスの校舎って、こんな感じだったの?」

と、隣で見ているピヨ太に聞いたら。

 

「ほぼほぼ日能研」

という答えが返ってきたので。

 

ドラマでは、架空のすんごい塾として、キラキラ感を強調しているのかな、と思いました。

 

 

今回は、ここまでです。

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