中学受験とは。
「課金ゲーム」でもなく、
「教育投資」でもなく、
「推し活」である。
今回は、この議題について書いてみたいと思います。
中学受験マンガ「二月の勝者」で。
中学受験は課金ゲーム🎮
といういう言葉が飛び出してきました。
ソシャゲで課金してキャラを強くするように、オプション講座だ季節講習だと課金して、子どもを強いキャラに育てて、受験で戦わせる!
との意味ですね。
ソシャゲに課金しまくっている夫に「ゲームじゃなくて自分の子どもに課金して!」とキレる妻に、中受母・共感の嵐吹きまくりのシーンもありました。
中学受験=課金ゲーム
そうそうそう!
と、銀行口座の明細を握りしめて頷きたくなりますが、当たり前ですが、これらはイコールではなく、似て非なるものです。
課金するだけで強くなるなら、中受親の胃は痛くなりません。
何せ相手は、ゲームのキャラではなく、小学生。
課金されたって、どこ吹く風~~🍂
人間、やる気のある時もあれば、やる気のない時だってあります。
中学受験が課金ゲーじゃなければ、
じゃあ、何なのさ。
と、次に検討されるのは、
教育投資という言葉ですね。
投資というと、資産を増やすというようなイメージがありますが、ここでは「子どもの未来への投資」ということでしょうか。
教育に投資することによって、子どもがより良い未来✨を手にする。
これは何だか共感できそうです。
と書きながら、おばばは蓋をしていた記憶を、うっかり思い出してしまいました。
働き始めたばかりの若手の頃、ある資格を取ろうと思って自分に課金をしましたが、そう言えばあの資格、勉強不足であきらめたなあ。
コスパという言葉が一時期流行りましたが、人生というものは、最小の投資で最大の利益でコスパ最高!ということには、なかなかならないものです。思い出すと心の痛い過去の一つや二つ、あったりします。
大人の自分でもこうなので、子どもにそれを求めちゃいけません。
中学受験を教育投資なんて考えて、塾代を払っていこうものなら、胃も痛くなり、白髪も増えるばかり。
ここで、登場するのが。
「推し活」です。
婚活、就活あたりから始まった「〇活」界の中堅どころ「推し活」です。
「推し活」というのは、アイドルとか自分の好きなもの「推し」を、様々なかたちで応援することのようです。
「ミキティーーーー」的なアレですかね。
(画像はお借りしています。)
おばばはいつも真面目にブログを書いていますが、それでもほの見えるミーハー心から、もしかしたら「めっちゃ推し活してそう」なイメージがあるかもしれませんが、テレビを見ればだいたい満足できる性分なので、かなりライトな推し活生活です。
そう言えば、昔、音楽番組を見ながら歌って踊っていたら、母親から「あなたはほんと、ミーチャンハーチャンね。」と言われたのですが、あの頃から何も変わっていません。
ただ、もっとヘビーな「推し活」生活の方達は、かなりの散財をする場合もあるようです。
大学生の時分、ある短期バイトに入った時のことです。
長期パートで働いている主婦の方に仕事を教わっていました。色々世間話をするうちに、当時のおばばと同じくらいの娘さんがいることが分かり。
その娘さんは、ジャニーズの追っかけをしていることのことでした。
追っかけ仲間がいて、関東内ならどこへでも一緒に行くとのこと。交通費もかかり、お母さんのパート代は、ほぼ全て娘の追っかけ代になるのだそうです。
「まあ、部活みたいな青春の一つだと思ってるのよ。悪いことして遊ぶより、ずっといいでしょ。」
と、その方はおっしゃってました。
その時、おばばは思いました。
「推し活」(当時はそんな言葉はありませんでしたが)するなら、人に、例え親であっても、迷惑のかからない方が良い。
中学受験が「推し活」ならば。
「推し」は、我が子です!
これ以上のアイドルがいるでしょうか!?
アイドル本人が頑張りたいならば。
散財したって、惜しくない!
可愛い「推し」を応援したい!
見返りなんて、求めない!
ピヨティーーーーー
他人に迷惑はかけず。
自分の老後資金は確保して。
「推し活」生活を楽しみたいところです。
今回は、ここまでです。