我が家は、今年(2022年)に、中学受験終了したばかりです。
4月より、中高一貫校へ進学します。
中学受験への道と言うのは、お子さんやご家庭によって、それぞれ違います。
人によって、合う教材、やり方、講座等も違ってくることと思います。
息子は、難関校志望。
算数が得意で、物語文の読解が苦手でした。社会は地理・公民分野、理科では化学・物理分野が得意で、歴史、生物はあまり好きではありませんでした。
似たタイプのお子さんであれば、もしかしたら参考にして頂けることもあるかもと思い、振り返りを書いてみます。
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今回は、日能研の講座編です。
我が家は4年生の間は、習い事や生活のゆとりの為、通塾せず、オプション講座のみ受講をしました。
日能研の教材で学習を進め、公開模試で理解度を確認していました。
家庭学習では、四谷大塚の予習シリーズを併用していました。
予習シリーズの基本問題で先取り → 日能研の本科・栄冠テキスト → 予習シリーズの練習問題や応用問題で定着を図る、という流れでした。
この頃までは、おばばでも見てあげることができたので、問題はなかったと思います。
5年生はどうしようか迷いましたが、内容が難しくなってくることから、最寄り校舎への通塾を開始。
5年生からは夜遅くまで授業があり大変ですが、仲間や先生がいることで乗り越えられていくことも多々あるので、本当に良かったと思っています。
関東系には、4、5年生のオプション講座として、「難関校特訓講座」というものがあります。
本部系には、5年生から「難関校研究講座」があります。
どちらも、月に1、2回、週末に行われる3時間ほどの講座で、それぞれ公開模試の平均偏差値による受講資格があります。
4年生の関東系「難関校特訓講座」は、算数・国語を1時間半ずつの講座。
算数は、難関校の入試問題。国語は記述が中心でした。
校舎を超えて優秀なお子さんが集まり、スピード感を持って難問を解いていく授業。
息子にとっては、刺激も多く、楽しく通える講座となり、とても良かったです。
↓ 以下の記事にまとめてあります。
「難関校研究講座(5難関)」の保護者会【5難関(本部系)と難特(関東系)の違い】 - おばばのブログ
5年生は、本部系の「難関校研究講座」を受講。
普段の通塾に加えて、週末の授業は大変でしたが、こちらも良かったです。
我が家の代は、コロナ禍で前期も半分はZoom授業、後期は全てZoom授業でした。
「難関校研究講座」は、前期は月2回、後期は毎週です。
前期では、難関校研究レポートを自分でまとめ、展覧会もありました。(息子は実際、その時に研究した学校がそのまま志望校となりました。)
5難関(5年生の難関校研究講座)の内容紹介(前期のまとめ)【日能研】 - おばばのブログ
「5年生難関校研究講座」の後期は、4教科に増え、毎週授業があります。1回1教科で、国算社理が均等の回数です。
内容としては良いのですが、一つ、もしこうだったら良かったなという事で書かせて頂ければ、時間をかけるべきはやはり国算なので、5年生の講座では、国語と算数のみで良いと思います。国算を交互に、または関東系の4年生難特のように、国算を1時間半ずつ、だと理想的です。
せっかく優秀生を遠方から1クラスに集めて、社会のみ、理科のみではもったいないです。6年生の前期日特に関しても、もっと国算重視でやってくれるといいなと思いました。
算数好きの男子にとって、「これだけは逃さないで!」というのが、6年生で数回行われる「灘算数を読む」です。
文字通り、灘中学の入試問題を解いていく授業です。
ここで初めて、関東系本部系の枠を超えて、集まりました。
息子の行った校舎では、出席をとる際、校舎名と名前が呼ばれました。広く関東一円(1都3県以外からも)から生徒が集まり、(恐らく)成績順の席でした。
担当の先生も授業内容も、素晴らしかったようです。
日能研では、首都圏から灘中学を受験するお子さんとご家族に、手厚いサポートがあります。灘中学受験をされるご家庭は、こちらを利用されても良いかと思います。
今回は、ここまでです。