おばばのブログ

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転勤族の中学入試/公立私立高校の編入試験

有名プロレスラーの方のお子さんの高校受験が、世間で話題となっています。

まだ15歳の男の子で、心が痛みます。早く進学先が決まりますように。

 

そんななか。

この話題の記事の中で、今からでも受け入れのある高校や、転編入のある高校名が書かれた記事がありました。

 

ジャガー横田長男に“逆転シナリオ”の目…4月入学の高校はまだあるぞ!(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

 

この記事の中に、東京都が、21年度第3学期末実施の都内私立高校の転・編入試験について発表している、と書かれていました。

 

私立高校は全日制で105校とのことです。

男子校では、暁星高校、成城高校、東京都市大付属高校という、中学受験でも馴染みのある学校名が続々と。

 

実際に、暁星高校のHPを見てみたら、保護者の方の転勤等にともなって、転居があったお子さんの編入試験を行っているようです。

中学受験でしか入ることができないと思われている、これ等の学校に、編入試験があることに驚きました。

 

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我が家は転勤族です。

もう既に、数回の転勤を経験しました。

そういう事情から、子どもが中学受験をするかどうかについては、色々な選択肢を検討しました。

 

中学受験をすると、6年間同じ学校へ通うことになります。たくさん勉強して頑張って入った学校ですから、転校で出てしまうのは、もったいないです。

保護者が転勤になった時は、単身赴任となります。

そうなると、家族全員ができるだけ一緒に暮らすという観点から、中学受験を避けて、高校受験にするという考えもあると思います。

 

高校受験を選択する場合、公立中学よりも良い環境を求めるなら、国立中学校という選択肢もあります。

 

国立中学校は、系列の高校を持たず、全員が高校受験するところが多いです。

首都圏でいうと、神奈川県、埼玉県、千葉県の国立大学の附属中学校は、そうです。

 

内部進学できる高校はないのですが、学費もそれほどかからず、優秀なクラスメートや熱心な先生方という環境の中で過ごすことができます。

 

東京の国立中学校は、形態が様々です。

筑波大学の附属2校のうち、駒場は全員高校進学、附属中は8割進学ですが中学から入ったお子さんは高校へ進学できる場合が多いとの話です。

学芸大学の附属は、3校(小金井中・世田谷中・竹早中)の480名の中から200名とのことですが、やはり中学受験で入ったお子さんの高校への内部進学率は、高いようです。

 

この中で、お茶の水女子大学の附属は、中学までが共学で高校は女子校になるので、男子は全員高校受験になります。

高校へつながっていないことから、男子の人気はそれ程は高くないので、公立中学進学を見据えながら挑戦してみることができると思います。

 

次に検討したのは、寮のある学校です。

中には、進学実績の良い難関校もたくさんあります。

それぞれ説明会に参加しましたが、どこの学校も、教育面でも環境面でも素晴らしく、生徒さん達も楽しそうに過ごして立派に成長しているように感じられました。

 

ただ、12歳からの寮生活となると、向き不向きもあるでしょうし、まだまだ離れて暮らしたくない親の思いもあります。

中でも、一番肝心なのは、本人が希望するかどうかで、本人が希望しないのに親の選択を強いるのは、うまくいかないかもしれません。

我が家は、情報はかなり集めましたが、早い段階でこの選択肢はないかなあと思いました。

 

最終的に、中学受験をすることにしたのは。

調べてみると、保護者の転勤により転居する場合は、一時的に休学し、また復学することを認めている学校が多かったからです。

学校によって、休学を認める年数は違いますが、2年までとしているところが多かったです。例えば、3年間の転勤があるとしたら、1年間の単身赴任のみで、もとの学校へ復学することができます。

ネットでの情報は古くなってしまう可能性もあるので、検討している学校があったら、HPで調べるか、説明会等に参加した時に、直接聞いてみるのが良いと思います。

 

転校・編入については、あまり情報を持っていませんが、関東と関西間では、麻布と灘の間での転入は聞いたことがあります。

 

ここで、冒頭の記事に戻りますが、私立や公立の多数の学校で、保護者の転勤に伴い転居するお子さんを対象に、転入/編入試験が行われているようです。このような選択肢もあるのは、転勤族にとっては心強いですね。

各都道府県のHPから、詳しい情報が見られます。

 

 

 

 

 

今回は、ここまでです。

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