おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

新中1のLINEトラブルを防ぎたい!

我が家は、この春に中学へ進学した息子に、初めてスマホを買いました。

小学校高学年の間は、電話とメール機能のみの携帯電話を使っていました。

 

今回は、スマホを手に入れたばかりの新中1のLINEの使い方についてです。

 

息子は、スマホを手に入れて、LINEをダウンロードして、小学校のお友達とつながった瞬間から、あっという間に小学校の同窓生ほぼ大多数とつながり、そこからどんどんLINEグループが作られていきました。

 

また、中学受験塾で一緒だった友達や、中学校へ入学してからは、学校関係の友達、と広がり、そこからまた数え切れないほどのグループが作られて。

 

LINEグループの招待機能(強制入会(?))のような機能もあるようで、「あれ?知らないうちにこんなグループに入れられている!」というようなことも度々あります。

 

知り合いばかりの少人数グループならまだしも、友達の友達というような、もはや顔も分からなかったり、リアルでは会ったこともないようなお子さん達との大人数グループもあったりして、「カオスだよ。」という状況になってきました。

 

使い始めて1カ月ほどですが、LINEのあるスマホ生活は、すぐに生活の一部に溶けこんだようです。

グルチャ(グループチャット)、個チャ(個別チャット)、スタ連(スタンプ連打)などの用語も、いつの間にか使うように。

 

一つ前の記事で、大人のLINEグループ退会について書きましたが、息子たちのような子どもの大人数LINEグループでは、作った人も気軽にどんどん作っているのか、退会する人がぽちぽち出ても、誰も全く気にもとめていないようだということで、必要ないと思われるグループについては、息子も気軽に退会しているようです。

 

アカウント名については、息子を直接知っている人ならば、すぐに息子だと分かるけれども、知らない人が見て個人を特定できないというようなものをひねり出して、使っているとのこと。

 

息子の話では、他のお子さんのアカウント名で、誰だか分からなくて(自分の友達かどうか分からなくて)困るなあと思うこともあれば、本名を明記して、学校名や学年・組・出席番号を併記したり、誕生日などの情報もそのまま載せている人もいるそうです。

そんな話を聞くと、スマホを使い始めたばかりのお子さんの初々しい気持ちがほの見えます。

 

それから、大人ではあまり見ないのですが、音楽紹介の機能や自分の趣味を紹介するような機能をアカウントにつけているのも、若者あるあるのようです。

 

 

そんな新中1LINEグループについて、一番驚いたのが、チャット件数の多さです。学校の授業以外の時間では、通知の振動音が止まず、1日放っておくと何千件とたまってしまうような状況です。

 

周りの保護者の方と話しても、どこの学校へ行かれたお子さんも似たような状況だそうなので、「新中1あるある」なのでしょうね。

 

 

___________📱

 

 

新しく始まった中学校生活。

 

息子は、友達もできて、楽しく過ごせているようです。

週末は、LINEで連絡を取り合いながら、数人で一緒に遊びに行きました。また、別の日は小学校のお友達とも、やや多めの人数の男女の友達で集まって、遊びに行きました。

 

考えてみると、こうやって友達と(子どもだけで)電車に乗って遠くへ遊びに行くというのは、今回が初めてです。

 

特に中学で知り合った友達とは、親御さんの顔もあまり分からず、保護者間では特に連絡も取らないまま出してしまい、待ち合わせも遠くの駅だったりして、少し心配でしたが、それでもちゃんと行って帰ってきました。

 

急に行動範囲が広がり、外でお金を使う遊びもするようになり、半分大人になったような、不思議な感じです。

 

それで、自分が初めて友達と外出したのは、いつだったかなあと思い出してみると、初めてだったかどうかは分かりませんが、中学2年生の時に、仲の良かった友達と映画に行ったことやプールに行ったことを思い出しました。

 

おじじに聞いてみると、学校帰りに食べに寄ったりしたことはしょっちゅうあったけど、わざわざ休日に外出というと、いつが初めてか思い出せない、とのことでした。

 

息子はまだ、学校帰りに食べたことはないようですが、今後、塾通いが始まったりすると、そんなこともあるのでしょうね。

そんな時期になってきたのだなあと思います。

 

 

LINEグループに、話を戻します。

 

中学受験の為に、あちこちの学校説明会に参加していた頃のこと。

 

オンライン説明会も含め、たくさんの学校(男子校・一部共学校)へ参加しましたが、その中で、学校生活についての説明の中であったり、「生徒間でトラブルやいじめがあった時の対応」について質問が出た時などに、たいていの学校で(おばばの記憶では、ほんの1、2校を除いて)、ほぼ同じような回答がありました。

 

中学1年、2年の間は、ややトラブルが多め。そういう中で成長していく面もあるので慎重に見守り、深刻な状態になりそうな時は、割って入り、全力で対応する。

高校生になると落ち着いてきて、トラブルはほとんど聞かなくなる。

 

どこの学校も同じような説明が多かったことをみると、「中学1・2年生でトラブルがみられるが高校生では落ち着く」というのは、子どもの成長過程として、よくあることなのかもしれません。

 

LINEのグループチャットでのトラブルに言及した学校もありました。場合によっては、開示を求め、グループを解散させる場合もあると話した学校もありました。

トラブルなどについて、明確に言及する学校は、普段の姿を正直に見せてくれて、好感がもてると思いました。

 

 

LINEについて、保護者の心配は、主にこの2点ではないかと思います。

 

・周りの人の悪口を書き込む。

・グループチャットに一生懸命になって、スマホから離れられなくなる。

 

息子は、連絡手段や、仲の良い友達との楽しみでLINEを使っていますが、特に依存するような様子もなく、今のところ、トラブルも起きてはいないようです。

何百件と活発に動くようなグループトークについても、参加せず、読み飛ばしながら付きあっています。

 

そもそもそれほどLINEのようなチャット自体が特に好きなわけではないというような、本人の性格もあるかとも思いますが、こうした息子のスタンスについては、思い当たることがあります。

 

 

それは、息子がまだスマホを持つ前の、小学校卒業前のこと。

 

ちょうどスマホを持ち始めたお子さんが多く、グループチャットの件数の多さや依存性が、保護者間で話題になっていました。

 

その時に、実際にお子さんのグループチャットを見てみて、こんな風になっていて問題だ、こういう風なのが良くないと、話されていた方も多かったのです。

 

そんな話を、息子にもしました。

 

すると、息子はグループチャットの件数にも驚いてましたが、何よりびっくりしていたのは、「保護者の方達がクループチャットを見ていた」こと。

 

子どもがスマホから離れられなくなったり、グループチャットによって元気がなくなったりしていたら、保護者として心配になるのは当然のことで、ましてや当時は小学生です。

おばばは、そう思いましたが、息子にとっては、「自分のスマホは、自分一人だけのもの」で「グループチャットは、子どもだけの世界」と想像していたようなので、保護者の方達が見ることがあるというのは、想定外だったようでした。

 

そんなことがあったので、スマホを持ってLINEを始めた時も、「子どものグループチャットには、大人の目がある」という意識があり、始めから、それほど夢中にはならなかったのかもしれません。

 

そんなことから。

「子どもたちのグループチャットを見ているお母さんも、けっこう多いみたいよ。」とお子さんに話すだけでも、トラブルの抑止力にはなるかもしれないと、思います。

 

一方で。

誰だって、自分たちだけの気のおけない世界は持ちたいものです。

おばばだって、もしおじじが「LINEをいつでもチェックするぞ!」とか言い出して、ママ友とのトークを覗きだしたら、即臨戦態勢となってしまうことでしょう。

 

じゃあ、「大人の目もあることを忘れずに!」と、ふんわり釘をさしておくのは、いつまでなのか、というと。

 

中高一貫校の先生方がおっしゃった、「落ち着いてきてトラブルの減る高校生」になる頃、ではないでしょうか。

 

15歳くらいからの友達間での青春トークは、青春の醍醐味でもあり、成長の糧となるものであるに違いありません。

 

 

 

今回は、ここまでです。

にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(本人・親)へ
にほんブログ村