おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

増える共働き世帯の小学校受験

今回は、小学校受験の増加についてです。

 

 

朝日新聞の記事に、「共働き家庭 増える小学校受験」という見出しの記事がありました。(6/11・地域版)

 

首都圏では、中学受験者数が増加しているとの報道がありますが、ここ数年は小学校受験者数も増加しているとのこと。

 

小学校受験の情報サイト「お受験じょうほう」が行った首都圏63校への調査では。

 

22年度入試の合計志願者数は、前年度6%増ののべ2万4287人で、18年度から3割近くも増えているそうです。

 

中でも増えているのが、「共働き世帯の小学校受験」です。

 

青山学院大学の小針教授の調査では、首都圏の国私立小を受験予定の世帯で「母親が無職」の割合は、00年では75.8%から、去年は28.8%と、約20年で50ポイント近く減少したとのこと。

 

記事では、小学校受験というと、専業主婦の母親が、子どもを幼稚園帰りの平日にお教室に連れて行く、というイメージでしたが、最近では共働き世帯を対象とした託児施設、教室が増えているとありました。

 

小学校受験塾大手の伸芽会が運営する託児施設の「伸芽’S(しんが~ず)クラブ」では、一般の保育園同様の給食やお昼寝の時間がある一方で、小学校受験に対応したカリキュラムを用意。
約10年前に始めた託児施設ですが、利用者は年々増えて今年は新たに8校目を開校予定だそうです。

 

「スイング幼児教室」も、土日に教室を開催。

通塾家庭の半分は共働き世帯とのこと。最近では、父親が付き添う家庭も増えているそうです。

 

なぜ、小学校受験が増えているのか。

 

記事では、

・共働き世帯の増加、少子化で祖父母が一人の孫に金額をかけられるなどで、子ども一人あたりにかける教育費が増えた。

・進学や学歴へのこだわりが強まっていて、一定のコースに早くのせて安定させたいという思いがある。

 

という2点が、挙げられていました。

 

___________

 

 

我が家が経験した中学受験も、小学5、6年生の勉強量の多さが子どもにとって大変過ぎるのではないかと感じましたが、小学校受験も、まだ幼い子どもに受験準備をさせるという大変さがあるようです。

 

より良い教育環境を求める親心と、安心してのびのびと育つ子ども時代を過ごさせてあげたいという気持ちの狭間で、親としては、どちらもそれぞれに悩ましい面もある道ではあると思います。

 

 

今回は、ここまでです。

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