数カ月ほど前でしょうか。
「お嬢様部」なるものが、あちこちで目につくようになりました。
関東の男子校群、おばばも息子の受験生時代、説明会やら文化祭やらでお邪魔させて頂いたあちこちの男子校が「お嬢様部」なるものを起ち上げて、発信しているのを見かけました。
「お嬢様部とは??」とあっけにとられるものの。
学校公認の部活というわけではなく、その男子校に在籍している個人(主に高校生)が、「〇〇高校お嬢様部」と名乗るTwitterのアカウントから、「ごきげんよう」「~ですわ」等のお嬢さま言葉で、何かを呟くだけの活動、ということだったと思います。
当時はずいぶん流行っていて、中学受験で名前を聞いた男子校のほとんどは「お嬢様部」があったのではないかしら。
そんなことも、夏休みを経て忘れかけていた今日この頃。
佐賀大学の「お嬢様部」の記事を読みました。
おばばの認識も、「お嬢様部」の一部だけだったようで、「お嬢様部」はもっと全国的に広がった活動であったことを、この記事から知りました。
そもそも、大学発の流行だったんですね!
発祥は、京都大学だそうです。
大学は共学なので、実際に近くには本物のお嬢さまがいたりして「お嬢様部」の活動はやりにくいのではないかと思いますが、大学のお嬢様部はそもそも男女混合なんだとか。
大学の「お嬢様部」も、実際の活動はTwitterが主なようですが、中には大阪大学など40人ほどの大所帯で、お嬢様っぽい服を着て、お嬢様言葉でお茶会を開くなど、リアルでの活動もあるそうです。
大学公式の部活もあるのだとか。
その中でも、話題になっている佐賀大学の「お嬢様部」は、お茶会のみならず、清掃活動など「心もお嬢様」な活動をしているそうです。
何だか、楽しそうですね。
いやいや、最近の若者(すいませんね、おばばなもので。)も、「いい子症候群」で目立たず存在を消すばかりじゃなくて、色々楽しいことやってるじゃないのと頼もしく感じたおばばです。
昔は、こんなすっとんきょうな部活、なかったですよね。
Twitterと融合しつつも、お嬢様言葉で世の中につぶやく、そして清掃活動も「お嬢様」としてならやってしまう、そんな「お嬢様部」が世の中に受け入れられて、広がっているのも面白いなあと思いますわよ。
今回は、ここまでです。