今回は、イーロン・マスク氏の電気自動車会社であるテスラが、新しいスマホを売り出す、との噂についてです。
「噂」と言っても、週刊エコノミスト(2022/10/18号)では1ページを使って、2023年にも発売になるのではと言われている、との記事を掲載しているので、
「火のない所に煙は立たぬ」といった感じではないでしょうか。
この記事によれば、マスク氏は、電気自動車、スマートシティ、人工衛星などの社会インフラを提供してきており、スマホは、情報収集、他人とのコミュニケーションやゲームのためだけのものではなく、これまで以上に人間生活を支えるハブになっていく。
この意味から、電気自動車のテスラとスマホも相性が良い、と書いてありました。
そして、現時点で、マスク氏のテスラ製スマホは「π(パイ)」と呼ばれているそう。
おばばがスマホを使う場合には、本当に基本的な機能を使うだけなので、高性能なものは不要で、アンドロイドで満足してますが、なんとなく、「π(パイ)」が発売されるなら、少し関心が出ちゃいます。
実際に「π」が発売されるとなると、マスク氏効果で、たくさん売れるのではないでしょうか。
マスク氏といえば、今月11日から、スペースXのスターリンクのアジア発のサービスが日本で初めて開始されたそうです。
スターリンクとは、地球を周回する数多くの小型人工衛星を使って、地上に光回線が通じていない場所(山奥とか)にもインターネットサービスを提供するシステムだそうです。
(アンテナ等のハードウェア代:7万3千円、月額通信費:1万2千3百円)
日本では、スターリンクを使わないと通信がつながらなくて不便で困る、といった方は多くないとは思います。
それでも、国土が広大な米国では、光の優先がつながらない場所も多く、スターリンクの需要があるらしいです。
また、最近では、マスク氏が、
「(スターリンクの無償提供について)無期限に資金を出し続けることはできない。」
とのスタンスを示したことでも有名になりました。
(10/15には「無償提供を続ける」と表明し、これを撤回)
(2022/10/22:毎日新聞)
そういえば、スペースXは、ロケットを打ち上げて地上400kmの宇宙ステーションまで宇宙飛行士を運んでもいますね。
もしかしたら、将来、イーロン・マスク氏のスマホを手にしていれば、車の自動運転も、宇宙から地球を見た画像や火星の表面の画像も、いつでもリアルタイムで楽しめるといった世界になってくるのかもしれません。
ビジネスとして大成功させつつ、こんな人間の夢を広げてくれる構想を次々と考えるマスク氏って、本当にすごいですね!
今回は、ここまでです。