WBCでは、大谷をはじめとした選手の方々の活躍により、日本が劇的な優勝を飾ったのは記憶に新しいところです。
そして、大リーグでも、大谷、吉田らが、その勢いを駆って、引き続き、頑張っているらしく、日本人として素直にうれしく思います。
その大リーグでは、2023年からピッチクロックというのを導入したそうです。
ところで、ピッチクロックって、何なのでしょう?
5/2、5/3の朝日新聞に解説が掲載されてました
これは、投球間隔の時間制限なんだそうです
投手が捕手から返球を受けると、電光掲示板がカウントダウンを開始
塁に走者がいない場合は15秒以内、いる場合は20秒以内に投球動作に入らないと、自動的に「ボール」に!
そして、打者は、このピッチクロックの残り時間が8秒になる前に構えないと、自動的に「ストライク」!
このピッチクロックは、大リーグの試合時間の短縮が目的だそうです。
これまでの大リーグの1試合平均は約3時間
スマホなどで短時間でも楽しめるし、お出かけしたり、お金をかけたりしなくても満足できる娯楽が人気を集める中、「3時間は長い!」ということで、試合時間を短縮するための導入とのことです。
ピッチクロック導入によって、これまでのところ、試合時間の約30分短縮が実現したそう
さらに、今季のルール改正は、ピッチクロック以外にも色々
・ベースを大きくした
・塁間の距離を短くした
・極端な守備体制がダメになった
(「大谷シフト」といって1、2塁間に内野手が3人並ぶ、などはダメ)
これらは、野球を面白くするヒットや盗塁を多くして、ファン離れを食い止めることが目的だそう
これまでの大リーグの試合データを分析すると、盗塁はアウトになる可能性も考えるとメリットが少ないことが分かってきたそうです。
そのようば分析に基づいて、盗塁が減少!
また、同じくデータ分析で、「安打より価値がない」とされてきた四球の評価が上がったそうです
それで、四球を選ぶ場合が増加!
これらに伴い、盗塁やヒットが少なくなって、「野球がつまらなくなった!」との声が大きくなったんだそうです
大リーグは、人気を上げることを目的として、大胆なルール変更をやったんですね!
そういえば、日本のプロ野球も、スマホといった娯楽の多様化などのため、人気は下降線をたどっているのではないでしょうか。
大リーグのルール変更を参考に、日本でも、ルールが変わっていくかもしれませんね!
今回は、ここまでです。