「暗号資産」に投資することにしましたので、今回は、その記事になります。
(2025/2/8)
これまで、暗号資産には関心があって、技術的な内容を含めて勉強をしてきていて、
”なぜ、ビットコインに価値が生じるのか?”
についてもある程度理解をしたつもりです。
(以下の記事参照)
けれども、自分が暗号資産を買うかどうか、となると、これは別問題です。
暗号資産は、株のように ”裏付け” となる資産がある訳ではありません。
例えば、”株を持つ”ということは、”会社を所有する”ということなので、会社は利益を生み出しますし、また、金融資産や不動産などを所有してることが多いので、これら利益や資産が、株の ”裏付け” となっています。
一方で、暗号資産は、そのような裏付けとなる資産がないので、株よりはリスクが大分大きくなっています。
このため、暗号資産は値動きも激しく、急騰したり、暴落したりを繰り返しますし、理論的には、一気に価値がゼロになったりする可能性もあります。
そんな理由で、これまで暗号資産は、「手を出してはいけない投資対象」だと思っていました。
ところが、昨年(2024年)から今年にかけて、状況を大きく変化させる2つの出来事がありました。
まず、1つ目は。
暗号資産の一種である、ビットコインとイーサリアムのETFについて、SEC(米国証券取引委員会)の承認が下りて、ETFが売り出され、かなりの額が購入される状況になりました。
ETFとは投資信託なのですが、例えばビットコインを直接買うのではなく、証券会社を通じて株と同様な形で買うことができます。なので、自分が証券口座を持っている場合はそれを使って手軽に買うことができる訳です。
このような、ビットコインのETFがSEC(米証券取引委員会)に承認されたということは、ビットコインが資産として公式に認められたという見方ができると思います。
それまでは、海のものとも山のものとも分からなかったビットコインが、SECのお墨付きをもらったようなもの、と言えると思います。
(SECも、ビットコインを信頼しきった訳ではなく、渋々承認した面があるようですが。)
そして、米の年金運用基金など1200社をこえる機関が、ビットコインのETFを買っているとのことです。(2024/11/30 日経新聞)
このビットコインやイーサリアムのETF承認によって、それまでゼロに等しかったともいえる暗号資産の信頼度が大きく上がり、これまでとは全く違うフェーズに入ったことになります。
そして、2つ目は、トランプ大統領の当選です。
トランプ大統領は、以前は暗号資産を批判していましたが、第2期の際の選挙戦の時に暗号資産の応援団になったことが大きく報道されました。
おそらく、暗号資産が大きなお金を得られる手段であることから、
ー暗号資産業界からの支持を得て大統領選を有利にするため
ーそして、自らも暗号資産を通じて利益を得るため
、応援団になったのでしょう。
そして、首尾よく大統領になったトランプ氏は、1/23に暗号資産の促進のための大統領令に署名をします。(2025/1/24 FORBES)
また、トランプ政権では暗号資産特命官も任命されています。
(2025/2/5 FORBES)
更には、自分では「TRUMP」という暗号資産、トランプ夫人は「MELANIA」とう暗号資産を発行することで、これまた多くのお金を稼ぎました。
つまり、暗号資産は、トランプ大統領の強力な応援を得て、更にもう一段階、新たなフェーズに移行したことになります。
この米国における、
ービットコイン、イーサリアムのETF承認
ートランプ大統領の強力な応援
の2つにより、暗号資産は、有望な投資対象の資産に変化したのだと思うのです。
折しも、インフレが進展して物価がどんどん上昇する世の中です。
インフレ下では、資産を現金で長く持っていると、その資産は実質目減りしていくことも考えて、ついに自分も、「暗号資産」に投資することにしました。
そうなると次は、何に、どれ位投資するかです。
これも色々と考えを巡らせたのですが、結論からいいますと本日先ほど、
【ビットコインを、安価な軽自動車の値段分位】
購入しました!
これから、米国においては、暗号資産に関する規制が緩和されることは確実でしょうし、そうなると、暗号資産やそのETFの購入も増えていくことが見込まれます。
また、ビットコインについていえば、約4年毎に ”半減期” といって、ザクっと言うと発行量が半減していくので、半年~1年の単位では価格が乱高下するでしょうが、4,5年間持ち続ければ、元の価格よりはかなり上がっているだろう、と考えました。
(これはもちろん、自分の考えですので、もしこれから暗号資産を買われる方がいても、必ず余裕資金の範囲で、また、自己責任でお願いいたします。)
という訳で、これからは暗号資産関連の記事を書くこともあるかもしれません。
今回は、ここまでです。