今回は、紙に印刷してある文章とデジタル画面の文章は、どちらが頭に入りやすいのかについてです。

最近は、デジタル画面の文章を読む機会が益々多くなっているように思います。
パソコンのニュースや情報サイト、スマホでの文章などなど。
これについて大分前から思っていたのですが、同じ内容であっても、紙の文章の方がデジタル画面よりも頭に入りやすいのではないでしょうか。
そして、特に、込み入った内容の長い文章の場合は、デジタル画面を紙に打ち出して、それを読む方がずっと理解しやすい、と自分では思っています。
おじじ(夫)や子供に聞いても、同じような答えでした。
そう思っていたら、そんな研究が海外で実施されているとのニュース(2024/2/11:カラパイア)を読みましたので、紹介します。
・オーストラリアはマッコーリ大学のライヒル教授らは、デジタル時代の読書についてのレビューを発表している。
・画面での読書は、紙の読書と比較して、理解力が低下して、情報を保持しにくい。
・これは何語だろうと、どんな文字だろうと当てはまる。
・小説のような物語では画面でも紙でも、それほど理解力は変わらない。
・ところが、教科書で勉強するときなど、情報量の多い文章を画面で読む場合、理解力が低下する。
・また、画面の読書では、内容の矛盾に気づきにくく、そのために読者は騙されやすくなるという研究結果もある。
・これについてライヒル教授が指摘している要因の一つが、「画面は動的」であるということ。
・画面には、広告やらリンクやら気を散らせるものが表示されている。
・しかも、このような「画面では理解しにくい」というのは、読む力が未熟な子供ほど影響を受けやすいおそれがある。
こんな研究があるんですね!
この研究以外にも同様の結果が出ている研究が国内外にけっこう沢山あるようです。
(昭和大の本間講師の研究、ノルウェーの研究など)
これは、意外に重要なことなのではないでしょうか?
特に、子供の考える力を伸ばすような、難しいことを学ぶには紙の方が優れている可能性がありますし、また、緻密で高度な論理的仕事をする場合にも、紙の方が質が高くなる可能性がある訳です。
最近は、キンドルなど、デジタル本も多くなっています。
趣味でさらっと文章読む場合とか、マンガとかの場合はデジタルでもよいのかもしれません。
ですが、自分の場合、難しい内容の文章はもちろん、例え小説やマンガであったとしても、紙の本を読むのが基本です。
そして、これも自分の場合、紙の方がずっと頭に入りやすいし、小説やマンガも紙の方が楽しく読むことができます。
もちろん、デジタル画面の文章を読むことも非常に多いのですが、もし、理解力に差が出るのだとすると、紙の本が今後なくなることはないのでは、と思いました。
そして、紙の方が頭に入るのだとすると、子どもの教育から仕事のやり方まで、デジタルを便利に利用することは大前提にするとしても、紙をもう少し見直してもよいのかもしれません。
本好きのおばばの意見でした。
今回は、ここまでです。
