今回は、「ビットコインのハードフォークが2実施される! 価格やルールがどのように変わるのか?(BTCハードフォーク第1報)」についてです。

本日、おばばがビットコインを運用している暗号資産取引所、GMOコインから、一通の通知がありました。
第1報として把握できたハードフォークの概要は、次の通りでした。
・ビットコイン(BTC)のハードフォークが2026年8月23日0:00頃に予定されている。
・ハードフォークの内容は、
「eChash(ECX)(BIP-300/BIP301)の実装を含む新規チェーンの分岐」
・ハードフォークの計画主体
「Paul Sztorc氏及びLayer Two Labs」
・ハードフォークの目的及び予想される効果
ー(BIP-300/BIP301)の実装などによりビットコインと互換性を持つ別チェーンでス ケーラビリティ(おばば注:他の暗号資産と比較して、BTCの取引手数料が高かったり、処理速度が遅かったりするのを改善すること)や機能拡張を図る
ーBTCの保有している場合、BTCの数量と同数量の新暗号資産eChash(ECX)が割り当てられる
ー分岐後の新しいチェーンでは、BTC創始者のサトシ・ナカモトのものとされる一部の残高について、署名を伴わない取引により再割り当てを行う仕様が含まれる。
・生じるリスク
ー大幅な価格下落や価格変動の恐れ
ー分岐後の新チェーンでは、誤送付や安定した取引が行われない恐れ
・これは第1報であり、状況が明らかになり次第改めてお知らせがある。
こんな内容でした。
これを一読して、「そうなんですね!」という感じにはなりませんでした!
むしろ、
「えっ! 何が起こるんだろう? 特に、「大幅な価格下落の恐れ」って怖すぎる!」
と思いました。
このGMOコインからの連絡は理解できない部分も沢山ありますが、よく読み返すと、主要部分の概要は、なんとか分かりそうです。
とにかく、
「この「ハードフォーク」によって、ビットコインの保有者には、ビットコインと同数の新しい暗号資産(eChash(ECX))が付与される」
ということです。
(GMOコインで運用しているBTC保有者の場合は、新暗号資産eChash(ECX)ではなくて、日本円の付与となる可能性もあり)
ビットコインと同数の新しい暗号資産eChash(ECX)を貰えること自体は、なんとなく、嬉しいですね。
ところが、「大幅な価格下落の恐れ」もあるとの点が、すごく気になります。
これらを考え合わせると、簡単に言ってしまうと、株式分割に似ている面がありそうです。
例えば、1:2の割合で株式分割が行われると、その時点では、元の株の所有者としては、1株の値段は半分になるけど、所有する株数は2倍になるので、資産額は変わらないことになります。
ハードフォークも似てる面があって、BTCと同数の新暗号資産eChash(ECX)を貰えることを考えると、理屈でいうと、その分だけBTCの価値が下がることになるはずです。
例えば、仮定の話として、貰える新暗号資産eChash(ECX)の価格がBTCと同じになるならば、BTCの価格は半分になるはずです。
実際には、eChash(ECX)の価格がBTCと同じにならないでしょうし、後で触れますが、全てのBTCに新暗号資産が付与されるとも限らないようです。
このため、eChash(ECX)の価格がどうなるか、そして、BTC価格の下落幅がどうなるかは、現時点では分かりません。
まずは、
「BTCと同数量の新暗号資産eChash(ECX)を貰えるけど、元のBTCの価値は下がる。総資産は、理屈上は変わらない。」
と理解しておけば良さそうです。
そして、貰える新暗号資産eChash(ECX)の価値がどうなっていくか、そして、BTCの価値がどれだけ下がるかは、個人でコントロールできませんので、まずは、焦って売買せずに落ち着いて保有しつづけるのがいいのではないでしょうか。
長期保有を続ければ、新暗号資産eChash(ECX)の価値が上がったり、ビットコインが上昇していく可能性はあると思います。
とりあえず、現時点では、ここまで理解しておけば良いように思います。
ここからは、参考情報ということで、今回のBTCのハードフォークについて、もう少し調べてみました。
ご関心の方がいればお目通し下さい。
まずは、Kucoinのサイトの情報を紹介します。
ちなみに、Kucoinとは、2017年に設立された海外(セーシェルを拠点)の暗号資産取引所であり、4500万人のユーザーがいるとのこと。Kucoinとしては、あまりにいい加減な情報提供をするとユーザーが離れていき、商売に悪影響があるので、そのサイトの情報には一定の信頼性はあると思われます、
そのKucionのサイトには興味深い内容が書いてあります。
「現在、大量のビットコインを保有しているETFや企業の財務部門等が有している大量のビットコイン(200万BTC)は、大半がハードフォークの権利を放棄している、つまり、新暗号資産eChash(ECX)を受け取れない。」
そうだとすると、BTC価格は、どうなると予想されるでしょうか。
2千万あると言われるBTC全体のうち、約100万がサトシ・ナカモトのものとされています。
サトシ・ナカモト分に付与される新暗号資産eChash(ECX)は今後も取引されることは無いと仮に考えれば、そして、ETFや企業財務の200万も放棄されるとすれば、大まかには、
300万/2000万=0.15
の割合の新暗号資産eChash(ECX)は、無いものと考てもいいかもしれません。
つまり、増える新暗号資産eChash(ECX)の数量は、BTCを1とすると実質0.85位
そして、新暗号資産eChash(ECX)の価値は、当初はビットコインのような信頼は無いので、こちらも仮に、ビットコインの半額と仮定すると、実質の増は、
0.85÷2=0.425
そうすると、BTCの価値は、
1/1.425=0.7
ということで、ビットコインの価格は、3割下がる可能性がある、との計算になりました。
→(追記)実際は、ナカモト氏分の新暗号資産は、今回のハードフォークフォーク計画者が開発費等に充てる予定とのことです。これついては、おばばのBTCハードフォーク第2報参照
いずれにしても、繰り返しになりますが、新暗号資産eChash(ECX)の価値がどうなるかは見通せませんので、
BTCはあまり下落しないかもしれませんし、5割下がるかもしれません。
いずれにしても、理屈上は、ビットコインが下落するとしても、その下落分の新暗号資産eChash(ECX)が付与されていることになり、理論上は、ハードフォークの前後で資産額に変化はないはずですので、大きく動揺しすぎなくても良いのではないでしょうか。
また、ビットコイン価格変動には、世界経済の動向、クラリティ法案の見通し、暗号資産取引で儲けようする業者の動向等の影響も大きいと考えます。
更には、直近のビットコイン下落が、既に今回のハードフォークをある程度織り込んだものである可能性もあります。この場合、ハードフォーク前後でビットコイン価格はそれ程変化しないこともあり得ます。
これらを全部見通すのは不可能なので、当面、ハードフォーク前後でビットコイン価格が上下したとしても過度に心配しすぎることなく、長期保有者(ガチホ。英語で「HODLER」)になることがおすすめのような気がしています。
今回は、ここまでです。
