今回は、もうすぐ起こるスーパームーンの皆既月食についてです。
星を楽しむサイト、AstroArts(アストロアーツ)によると、
今回の皆既月食は、5/26(水)。
皆既食(月が全部欠けている状態)の時間は、
20:09~20:28だけです。
(欠け始め18:45/月食終了21:52)
南東方向の低い空に見えるそうです。
2018年7月以来約3年ぶりのチャンスなので、見逃さないようにしたいですね!
しかも、今回の満月は、2021年で最大の大きさとなるスーパームーン。
最も小さくなる12/19の満月と比べると、直径は14%、面積で30%も大きいそうです。
実は、月は楕円軌道で地球を回っていて、スーパームーンは最も月が地球に近い軌道となる場合なので、実際に大きく見えるそうですよ。
皆既食中、月が赤褐色っぽく見えるところが、見どころの一つだそうです。
なぜなんでしょうか?
皆既食時には、太陽の光のうち地球のごく近くを通った分だけが月に届いて、その反射した光が見えます。
つまり、皆既食中にぼんやりと月の形に見える光は、地球の近くの大気を通過してきた太陽光の一部なわけです。
太陽光は大気中では散乱しやすいので、青い光は波長が短いので散乱してしまいます。
そして、波長が長くて散乱しにくい赤い光が大気を通過して、我々の目に届くというのです。
なので、皆既食中の月の形は、ぼんやりと赤っぽく見えるんだそうです。
おもしろいですね!
この話をした上で、子どもに「夕焼けの太陽の光が赤っぽくなるのはなんで?」
と質問をしてみるのもいいかもです。
(答:夕焼けの太陽は高度が低いので、昼間高い位置太陽からの太陽光と比較して、大気を通過する距離が長くなります。そこで、青い光は大気で散乱し、波長の長い赤い光が目に届いて赤い夕焼けとなるのです。)
おばばの家では、3年前の皆既月食の時には、月を見るために8倍の双眼鏡を買いました。
値段、性能、ブランド(光学機器では信頼できるオリンパス)を吟味して、以下のものにしました。
月観測以外にも、山を歩く時なんかにもこの双眼鏡で楽しめたので、良い買い物だったと思ってます。
オリンパス 双眼鏡 Trip light 8×21 RC II シャンパンゴールド 価格:4,100円 |
3年ぶりのスパームーンの皆既月食も双眼鏡でも楽しむ予定です。
今回は、ここまでです。