おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

なぜ地球から月の裏側は見えないのか?

今回は、

なぜ地球から月の裏側は見えないのか?

その理由についてです。

 

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______🌙

 

月は、自分自身が「自転」により回転しながら、地球の周りをぐるぐると「公転」により回っています。

 

そして、月の「自転」の周期は約27日。月の「公転」の周期も約27日。

なんと、同じ周期になっています。

 

このため、「自転」により月の地球に向けた面が回転する分と同じだけ、「公転」によって回転するので、常に同じ面を地球に向けることになります。

 

月が常に同じ面を地球に向けているため、地球からは月の裏側が見えないわけです。

 

人類は、1959年にソ連が月探査機「ルナ3号」を打ち上げて、初めて月の裏側を見ることができたんだそうです。

 

それでは、なぜ、月の「自転」と「公転」の周期が一致しているのでしょうか?

 

これについて、京都大学の鎌田教授が週刊エコノミスト2020/10/27号で説明していました。

 

結論からいうと、地球の引力が原因のようです。

 

______地球

 

月の構成をみると、地球に見える側には重い物質(玄武岩)が、地球に見えない裏側には軽い物質(斜長石)が集まっているとのこと。

 

月を望遠鏡で見ると、黒っぽい玄武岩のせいで、黒っぽく見えるんだそうです。

 

月は地球の引力により引っ張られているわけですが、重い部分の方がより引き寄せられやすいので、重い部分が常に地球に向きやすくなります。

 

このため、月の自転と公転の周期が一致するようになり、月は常に同じ面を地球に向けるようになったそうです。

 

そうなんですね!キラキラ

 

月の地球に見える側が重いというのも、地球の引力で重い物質が引き寄せられるので、だんだんそうなったのではないでしょうか。

 

そうして、だんだんと重い物質が地球側に、軽い物質が地球と反対側に集まって、その結果、自転と公転の周期が一致したと思われます。

 

地球から月の裏側が見えないのは、とても長期にわたる地球の引力のせいだったとは!

 

なんとなく不思議な感じがしますね。

 

 

今回は、ここまでです。

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