今回は、日能研・現6年生(2022年受験)の学年の、4年生~6年生の3年間分の公開模試の平均点の推移についてです。
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【公開模試の平均点の推移】
(手作業で作成した表なので、数字の写し間違いがあるかもしれません。)
学年が上がるごとに、平均点が下がっています。
6年生では、難関校の受験者にも対応するため、難易度の高い問題が増やされているようです。
5年生と6年生の1回目~6回目までが同じような推移となっているのが、興味深いです。もしかしたら、意図的に、回によって難易度を変えているのかもしれません。
平均点の上下を、単純に、難易度の差と捉えると。
4年生の1回目は、初めての公開模試とあって、やや易しめに。
4年生・5年生の最後の模試は、次学年へ向けて気を引きしめる為に(?)、やや難しめ。或いは、範囲が広いため、平均点が下がっているのかもしれません。
6年生の後半は難易度が上がり平均点がずっと低いですが、最後はやや上昇しました。
また、学年が上がるにつれ、成績分布は広がってきていると思われます。
成績上位者は、4、5年の頃と同じような成績(順位・点数)でも、6年生では高めの偏差値が出るようです。
R4偏差値表や、日能研卒業生の合格データ等は、6年生の1年間の平均偏差値を基にしています。4・5年生は、6年生で偏差値が上昇することを目標に、現在の順位を維持できるよう頑張っていくと良いのではないでしょうか。
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公開模試は、色々な基準にもなります。
★席順。
★クラス昇降。
★4・5年生の特別講座の資格。
★6年前期日特のコース分け。
★後期難関校日特のコース基準。
6年生の志望校別講座である後期日特の、2021年度の各コースの偏差値基準値・校舎・クラス数は、以下の記事です。↓
今回は、ここまでです。