今回は、フィッシング詐欺師は新幹線予約サイトを狙う! についてです。
朝日新聞(2024/10/24)に記事が載っていたので、紹介します。
〇JR各社の予約サイトを悪用し、新幹線のチケットを不正購入する事件が各地で相次いでいる。
〇警視庁によると、JR東海のまとめでは、新幹線チケットの不正購入による被害総額は、今年に入って8億7千万円に上る。
〇なぜ、新幹線チケットが狙われるのか?
〇鉄道のチケットは紙で発券すれば、購入者以外でも使えるため換金しやすい。特に、東京ー新大阪間の新幹線チケットは需要が高く、チケットショップで重宝される。
〇このため、フィッシング詐欺の手口で得た他人のクレジットカード情報を使って、詐欺師は、JR東日本の予約サイト「えきねっと」などのネット購入を使って新幹線チケットを不正購入し、それを転売しているとみられる。
〇流通経済大学の板谷教授によると、
「(JR各社は、クレジットカードによるチケット購入時に、)二段階認証の強化などを進めつつ、将来的には紙の利用はなくしていくべきだ」とのこと
こんな内容でした。
そうなんですね。。
不正購入されるJR各社も心配かもしれませんが、おばばとしては、自分のことが心配です。
とにかく、このような詐欺師に自分のカード番号を盗まれることを防ぎたいですね!
よくあるのは、メールで、
「あなたの銀行のカードの使用が凍結されました」とか、
「あなたのアマゾンのアカウントが盗まれました」とかいった内容のものが来ますので、このようなメールは基本は詐欺だと疑って、しっかり確認の上、カード情報やアカウント情報を入力しないことが重要のようです。
そして、そのようなメールは、「迷惑メール報告」をすれば、皆の情報が集まって、少しでも迷惑メール対策に役立つかもしれません。
それから、スマホサイトやPCサイトの広告をクリックすることで出てくる、カード情報や個人情報の入力を促すメッセージも要注意ですね。
おばばは、このようなメッセージが表示された経験は記憶の限りありませんが、これもフィッシング詐欺常套手段だそうです。
ちなみに、ネットを通じて個人情報を盗むことを ”フィッシング詐欺” といいますが、なぜ、そのように呼ばれるのでしょうか?
おばばは、「Fishing」、つまり魚釣りのように、シュッと個人情報を抜かれてしまうからだ、と予想しました。
ところが、調べてみると、これは当たっている部分もあるけど、それだけではないそうです。
通信行政を担当する総務省のHPに書いてありました。
・フィッシングは「Phishing」という綴り
・これは、「Fishing」(魚釣り)と「Sophisticated」(洗練されている)から作られた造語と言われている。本物のメールと区別がつかないように偽装されていたり、本物のWEBサイトと区別がつかないような巧妙な手口によるもの、との意味で「Sophisticated」な詐欺、ということ
だそうです。
巧妙な詐欺、許されないですよね!
とにかく、皆でカード情報などを盗まれないように最善を尽くして行きましょう!
今回は、ここまでです。