今回は、日能研の新5年生の春期講習テスト(2020年3月実施分)の出題範囲と、出題意図についてです。
ピヨ太の1学年下以降のお子さんが、この時期にどのような範囲を押さえておくべきかを考える時の参考として、書いてみました。
出題意図は、おばばが「こうじゃないかな」と考えたもので、日能研が本当にそう考えているかは分かりません。そんな前提で読んで下さいね。
1.算数
(出題項目)
小数、分数、公倍数・公約数、逆算
(出題意図)
小数、分数の加減乗除が計算できる。
「小数第○位まで四捨五入」を正しくできる。
分数の約分と公約数・公倍数を組み合わせた1行問題、小数の逆算の1行問題を解ける。
小数、分数の計算を使う文章題を解ける。
1~○までの整数のうち、△の倍数であって、□の倍数でないものが何個あるか、分かる。また、これを応用した文章題を解ける。
大きな整数について、約数の個数を求められる。
複数のカードを分子や分母にならべて、できた分数同士の和を最大にしたり、最小にしたりする問題を解ける。
2.国語
(出題項目)
○漢字
○文中の主語と述語、修飾語と被修飾語
○物語文1問、説明文1問
(出題意図)
○文中の主語と述語、修飾語と被修飾語の関係が分かる。
○物語文で、小学生である登場人物の友達との関係についての心情を読み取れる。
○生物の観察についての説明文で、説明されている事実を時系列でしっかり把握できる。説明者の説明したい内容をしっかり把握できる。
3.理科
(出題項目)
動物の分類、森林における植物の植生、メダカの体のつくりやその役割、植物の種子、植物の光合成、蒸散、呼吸、花の構造の知識、発芽に必要な条件
(出題意図)
○脊椎動物の分類(哺乳類、鳥類、は虫類、両生類、魚類)、分類毎の特徴(高温動物・変温動物、えら呼吸・肺呼吸、生むのが卵か子どもか)について、理解し覚えている。(当てはまる代表的な動物名を含む。)
○森林における環境の特徴(日当たり、各場所における植生の違い、具体的な植物名)を理解し、覚えている。
○めだかのひれ、オスメスの見分け方、卵の構造などを覚えている。
○植物の種子、花について、構造と各部分の役割を理解し、覚えている。(花については、代表的な植物の種類による各部分(花びら、おしべなど)の個数を含む。)
○光合成、蒸散、呼吸、「発芽に必要な条件」、それぞれの分野の実験についての文章問題を解ける。
4.社会
(出題項目)
日本のおおまかな大きさと緯度、東西南北端の島、海流、山地、山脈、美林、地方ごとの気候、川、平野、海岸線
(出題意図)
出題項目の知識をしっかり覚えている。
おおまかな地方ごとの気候と、それが緯度や季節風との関係で、なぜそのような気候になるのか理解し、覚えている。主な都市の雨温図を選べる。
日本の川の長さや流れの特徴、有名な川とその特徴(長さ、流域面積等)や地図上の位置、有名な平野、山地・山脈の位置と名前、天然の三大美林・人口の三大美林を覚えている。
今回は、ここまでです。