自分でブログを書くようになってから、同じようにお子さんが受験生の方のブログをよく読むようになりました。
お子さんの行動や、親子の会話だったり、日常での出来事を書かれている記事は、思わず笑ってしまったり、ほっこりしたりしながら読ませて頂いてます。
文章の上手な方も多く、お子さんの様子や、親御さんの気持ちが伝わってくる生活の場面に、共感したり、考えさせられたりすることもあります。
我が家での出来事も、色々と書いてみたいなと思うことがあります。
でも、ご近所の方に「あの人がおばばでは?」と分かると恥ずかしいなと思ったり、将来ピヨ太がこのブログに気がつく日がくるかもしれないと、躊躇してしまうところなのです。
子ども時代というのは、自分自身を振り返ってみても、少し特別な、現実世界と乖離したような、不思議な時代でもあるような気がします。
もちろん、幸せな出来事ばかりではなくて、みじめな思いや情けない思いもたくさんしたのですが、過ぎてみると、やはり特別な時代であったと思うのです。
お子さんの言動を切り取って、上手にブログに書かれている方を見ると、今しかないお子さんの子ども時代を、写真だけではなくて文字で残す、愛情と素晴らしさを感じます。
今しかない我が子の「子ども時代」と向き合い、自分の子ども時代を辿るようにそこに重ねる、そんな子育ての時期を楽しんでいらっしゃることが伝わってきます。
昔、イギリス人の先生が、こんなことを仰いました。
「イギリスでは、30代から40代を、人生で一番美しい季節、The most beautiful seasonと呼びます。」
その時は若かったので、人生で一番美しい季節は、やはり20歳前後ではないのかなという感想を持ったおばばでした。
30代からというのは、家庭や子どもを持った人の場合は、子育てとがっぷり向き合う時期です。
よそのお子さんの話として聞いたり、ブログで読ませて頂いたりすると、お子さんのわがままや、親子の葛藤でさえ、一つの幸せの形に見えます。
子育てに振り回されている今、本当はThe most beautiful seasonを生きているのかもしれません。
受験生のわりに勉強しないなあ。焦っているのは親ばかり、とつい思ってしまう毎日ですが、これがおばばの「人生で一番美しい季節」なのでしょうか。
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今回は、ここまでです。