四谷大塚6年生の全国統一小学生テスト(2021/6/6)の「偏差値-点数表」と「出題内容」です。(「偏差値-点数表」は、模試の結果を元に計算しました。)
【偏差値-点数表】
偏差値 点数
75 448.0
72 428.4
70 415.4
65 382.9
60 350.4
55 317.8
50 285.3
(平均点/満点)
算数 91.9/150 国語 77.6/150
理科 63.7/100 社会 50.3/100
(4科目受験者数)27036人
(3科目受験数) 27546人
【出題内容】
1.算数
○計算問題
○短文問題
・2数の最大公約数、四角形の3つの角の角度が与えられて、残りの角度を求める、15回シュートして9回入った時の確率、正6面体の展開図の組み立て、比、ひし形の面積、直方体の体積、平均
○一定のルールの作業(2ケタの整数の10の位と1の位をかけ算し、初めて1ケタの整数になったところで操作をやめる)に関する問題
○直方体から2つの直方体を取り除いた立体、そして、その立体を縦に3つ積み上げた際の立体について、それぞれ体積と表面積
○正3角形を3つ重ねてできる図形の周の長さ
○規則性の問題
2.国語
○漢字、慣用句(機が熟す、非はない、的を射る、自明の理、骨がある)
○言葉の意味(ねぎらう、しのぶ、つのる、ほのめかす、ほくそえむ等)
○物語文(「あしたの幸福」(いとうみく))
中学2年生で両親が離婚したため、父2人暮らしをっしていた雨音だが、突然の事故で父を亡くし、雨音が赤ん坊の時に失踪した実母と暮らすことになる。
同級生の廉太郎の母は、離婚によりうつ病をわずらい、父親の助けを借りずに2人で暮らしている。廉太郎は、母の病気のためには環境を変えるのがいいとの医者のすすめで、祖母のいる群馬に引っ越しをすることを決める。
少しずつ、お互いの距離が縮まってきたところで、廉太郎の突然の引越しの話をきいて、雨音は、驚くとともに、さみしい気持ちになるが、その気持ちを素直に伝えることができない。
○随筆(「さみしさの力」(榎本博明))
自立する上で大切なこととして甘えの克服がある。欧米人と違い、日本人は相手の期待に応えたいとの思いを軸に対人関係を結ぶし、相手もこちらの期待を裏切らないといった期待がある。日本社会は、この甘えの心理が人と人を取り結ぶ。
こうした期待が空振りに終わると、被害者意識が生まれる。「わかってほしい」といった期待が強いほど、期待が裏切られたとき、現実に傷つくことになる。
だが、強すぎる甘えは克服する必要がある。一人でいるとき、SNSで誰かとつながっていないとき、自分自身と向き合い、思考活動に没頭でき、だからこそ見えてくるものがある。このため、一人でいられる力をつける必要がある。
3.理科
○生物
・インゲン豆の発芽条件
・お花、め花が咲く植物の花の写真の選択
・ヒトの誕生、胎内の赤ちゃんの体重のグラフの読み取り
○化学
・水溶液とは何か。
・溶かす水の量と食塩の溶ける量の関係。
・ろ過の方法(実験器具の使い方)
・ミョウバン水溶液について、水を蒸発させた上で、温度を下げた時、そのあと何gのミョウバンを溶かすことができるか。
○物理
・振り子の1往復の時間は何によるか。
・電磁石(N極はどちら。電磁石の磁力はどうすると強くなるのか。)
○地学
・川の上流と中下流にある石の特徴の違い
・「おりひめ星」がある星座の形
4.社会
○地理
・県の形から県名と県庁所在地、その県の特徴(川、山地山脈、工業、農業、漁業)を答える。
・北海道(面積は日本全体の約何%、農業生産)
・陶磁器の知識(輪島塗、津軽塗、萩焼、九谷焼)
・公害病
・工業地帯
・米の収穫量の多い県
○公民
・憲法の3大原則
・3権分立、立法府、司法府の基本的
今回は、ここまでです。