おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

キャンセル料のルールと実態!

今回は、キャンセル料の法的なルールと実態についてです。

朝日新聞に記事が載っていたので、ポイントをまとめてみました。

 

・キャンセル料については、悪質な業者から消費者を守るため、消費者契約法で、「キャンセルで発生した損害額を上限として、それ以上は無効」となっている。

 

・最近は、航空券や宿泊料の早割プランが多く見られる。数カ月前に予約すれば安価に購入できるが、キャンセル料は100%とるというもの。企業としては、早い段階で売り上げを見込めるし、キャンセル料を100%とすることで解約リスクを下げている。

 

・消費者としては、「安さ」というメリットがある一方で、当日に利用できなくなるというリスクもあり、ギャンブル性もある。

 

・昨年、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)を巡っては、入場チケットをキャンセルできないことについて訴訟があって、注目を浴びた。

 

【訴訟の結果】

ーキャンセルできないのは、USJ側は規約を説明しているし、日程変更可能なチケットもあることを踏まえると、消費者の利益を一方的に害しているとは言えない。

ー転売できないのも、「高額転売を避けるため、必要性を否定できない」

(2023/7/29:FNNプライムオンライン)

 

・飲食店の無断キャンセルも社会問題化。無断キャンセルは、売り上げが消え、食材が無駄になり、精神的痛手もあり、店に及ぼす影響は大きい。

 

こんな内容でした。

 

自分としては、予約というのは、法的には契約行為でもあるので可能な限り守るべきだし、早割の安い料金の場合は、ちゃんと説明がされていればキャンセル料が100%かかってくるのも仕方ないと思います。

 

そして、キャンセル料の設定があまりに厳しい場合は、それが話題になって人気が落ちるといったこともあるでしょうし、自然に淘汰されていくのではないでしょうか。

 

消費者の立場の自分としては、「安さ」を重視してキャンセル料100%のものを選ぶこともできるし、「リスク」を考えて高めの料金を選ぶこともできるといった、選択肢の多い状況は歓迎できるな、と思っています。

 

今回は、ここまでです。

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