今回は、日清食品がウナギの代替品を開発したことについてです。
朝日新聞に記事(2023/7/25)が載っていました。
ウナギの漁獲量が減ったこと、そして、インフレの影響で、ウナギの値段が上がり続けています。
そこで、日清食品が大豆や植物油脂といった植物由来の原料だけでウナギの代替品を開発したそうです!
ウナギの不漁を背景に、様々な食品会社が魚のすり身を使った代替品の開発に乗り出していて、日清食品も同様の開発を始めていた、2019年春
「せっかく開発するなら、魚のすり身より、もっと上(大豆など植物由来の原料で「ウナギ」を作る)を目指すべき」
との意見が出たそう。
同じ年の夏には、第一号の試作品ができて、経営陣による試食会が開催
確かに、色や形はウナギそのものだが、ウナギというには足りない!
そこで、まずは、食感にとりかかった。
本物に近づけるため、「白身」「皮」「その二つの中間層」に分けて考えた。
「白身」は、粒状の大豆でふわっとほろほろ感
「中間層」には、植物油脂でトロっとした口当たり
脂も、量や硬さを調節して、本物に近づけた。
開発をリードしたのは、日清食品のカップヌードルの開発者達
各部門の「再現のプロ」が、見た目、風味、白身の繊維感まで、本物を追求
そして、3年半をかけて、2023年春についに完成!
研究開発リーダーの中山さんは、
「試食してもらった他部署の後輩は騙せました!」
7/18から日清食品のオンラインストアで1千食限定で販売を始めたところ、1分で売り切れたそうです。
と、こんな記事でした。
面白いですね!
カップヌードル開発陣が、植物由来の「ウナギ」を作ったなんて!
そういえば、カップヌードルには、小さいサイコロの形の肉らしきものが入ってます。
「これが何の肉だか分からない!」ため、通称、「謎肉」といわれてるようです。
この謎肉は、「大豆由来の原料に豚肉・野菜等を混ぜ合わせたもの」であると2017年に日清が公表したそうです。
こんな大豆ミートで肉を作ったりしてきた技術が生かされて、ついにウナギまで作っちゃったんですね!
こんな「ウナギ」が安くて美味しいなら、おばばも食べてみたいと思いました。
そこで、日清食品のオンラインストアを見てみると。
「ウナギ」や「うなぎ」で検索しても、出てきませんでした。
(2023/7/29現在)
機会があれば、日清の「ウナギ」に挑戦したいと思います!
今回は、ここまでです。