おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

育成テストの出題項目と出題意図(5年生・日能研:2020/3/7)

今回は、日能研の新5年生の育成テスト(2020/3/7)の出題項目と、出題意図です。出題意図については、おばばが「こうじゃないかな」と考えたもので、日能研が本当にそう考えているかは分かりません。そんな前提で読んで下さいね。

 

また、出題範囲と出題意図は、例えば、ピヨ太の1学年下以降の子どもさんが、この時期にどのような範囲を押さえておくべきか、ポイントは何かを考える場合の参考として、書いてみました。

 

今回は、自宅受験でクラス替え等に成績が反映されないとのことなので、いつもより早めに記事を書きました。

 

1.算数

(出題項目)

倍数、最小公倍数、約数、最大公約数、分数、ベン図、等差数列の和、ある規則性により並べられた数

 

(出題意図)

○分数について、真分数、仮分数、帯分数の定義を理解しており、これらを使った和差の計算ができる。

○倍数、最小公倍数、約数、最大公約数の定義、意味を理解しており、2つ又は3つの数について、これらを求めることができる。

○最小公倍数、最大公約数を使って、短い文章題が解ける。(長方形を敷きつめて正方形にする。長方形から正方形を切り出す。一定間隔で出発するバスが同時に出発する場合)

○公倍数とベン図の関係の理解。たくさんの数の中にあると倍数、公倍数の数を求められる。

○等差数列の和を求められる。

○テキストでやったことのないような規則で並んでいる数の規則性を理解し、ずっと先の状態を計算により求められる。

 

2.国語

(出題項目)

○漢字、文の中の文節の同士の関係

○文の構造

○説明文(社会生活に関するもの1問、自然科学に関するもの1問)

 

(出題意図)

○文の中の文節の同士の関係が「並列」の関係になっているものが分かる。

○文の構造において、主語と述語の関係、主語と述語の関係になっている一つの塊(文節)が主語になっていたり、述語になっている場合に、その分の構造が分かる。

○説明文で、具体例を説明している部分により、筆者が何を主張したいか、筆者の主張にどのように役立っているか分かる。

 

3.理科

(出題項目)

花の構造と各部分の働き、花粉の役割と受粉、光合成、呼吸、蒸散

 

(出題意図)

○花の構造、各部分の役割とこれらの植物の種類(虫媒花、風媒花。お花、め花のあるもの、ないもの。花の形の違い)を覚えている。花粉について、虫媒花、風媒花による役割と違いを覚えている。

光合成、呼吸、蒸散について内容を理解し、覚えている。

光合成、蒸散について、実験の内容と結果についての問題が解ける。(実験の説明文や図を読んで、どのような実験なのか、何を比べているのかが分かる。また、実験結果から、何が分かったのか説明できる。)

 

4.社会

(出題項目)

山脈、火山。河川、林業の基礎

(出題意図)

○主な山脈、火山の位置と名前を覚えている。日本アルプスについての知識。

○日本の主な河川の位置、名前、特徴を覚えている。浸食、運搬、堆積作用の基礎を覚えている。

○グラフから河川の流量の特徴を理解し、また、その特徴となっている理由を推測できる。

○日本の山地の割合を覚えている。林業の基礎として、主な美林、森林の名前と場所を覚えている。理科との融合問題を解ける。

 

 

今回は、ここまでです。