今日は、「5難関」の初日でした。
「5難関(5年生難関校研究講座)」とは、日能研本部系のオプション講座です。
5年生が対象の講座で、授業では難関校の入試問題に取り組みます。
関東圏数カ所の校舎で実施され、近隣の校舎から受講者が集まって、一緒に授業を受けます。全国公開模試(日能研)の成績による受講資格が必要です。
通常なら、5月から月2回、週末に行われる講座です。
今年度は、コロナ休講による日程の変更があり、6月中に2回のZoom授業、7月に4回の校舎授業になりました。
6月中はZoom授業になっていて、1ルームそれぞれ40名くらい。
(※7月には、校舎での授業が始まります。ただし、1ルームだけ5難関Zoom授業が実施され、校舎での授業ではなくZoomを希望する方は、Zoom授業を選択できます。)
今日は、初回で、Zoom授業に参加しました。
担当の先生は、3名程いらっしゃるようです。
最初は、全員ミュートのまま、講座やZoomに参加する上での注意事項などの説明。
その後、ミュートを外し、授業が始まりました。
最初は、問題への取り組み方を、各自5分でまとめて、指名されたお子さんが、次々に発表していました。
その後、取り組んでいたのは難関中学校の入試問題。
落ち着いた雰囲気の、学習に積極的なお子さんが多く、先生方の進行のもと、活発に意見交換が行われているようでした。
また、今日入試問題に取り組んだ難関校の説明や、入試問題の傾向や、入試に向けての学習の取り組み方などについても、先生からのお話がありました。
Zoomを使った授業ではありますが、ピヨ太は集中して取り組んでいました。
雑音が出る場合は、本人が自分でミュートにするように指示がありました。Zoomを使い慣れたお子さんが多いようで、気になるような雑音はありませんでした。
7月は、実際に校舎で、講座に参加できることになります。
通常の所属校舎とは違う校舎での実施になるので、おばばも付き添って電車で通うことになると思います。
(7月は、校舎での参加が心配な家庭のために、各校舎合同の5難関Zoom教室を1クラスだけ残してくれるそうなので、選択肢があるのは安心です。)
【5難関と難特の比較】
ピヨ太は、4年生の間、家庭学習を進めながら、日能研関東系のオプション講座「難特(難関校特訓講座)」を受講していました。
「5難関」は本部系の講座で、「難特」は関東系の講座です。我が家は、「5難関」は5年生、「難特」は4年生の時に受講しました。両方のオプション講座を受講する機会に恵まれたので、分かる範囲で比較をしてみようと思います。
【5難関】(本部系)
・月2回
・5年生のみの講座
・事前に保護者会あり
・科目は、国語と算数。難関校の入試問題。
・1日2コマ。1日1科目を連続で2コマ。(国語+国語など)
・日曜日開催。午前中2時間半の授業+お弁当(雑談付き?)。その後、午後に、育成テスト+振り返り。お弁当持参で1日がかり。
(※今年度前期は、コロナ対応のため、授業(2時間半)のみ。お弁当無し。育成テストは、それぞれの自校舎で受けます。)
・最終日は、授業の後に育成テストがない日に実施。お弁当後、午後は「難関校研究レポート」というものを発表し合うそうです。
(※今年度前期は未定)
・日能研公開模試の成績による資格が必要。
【難特】(関東系)
・月1回
・4年生、5年生の講座
・保護者会はなし
・科目は国語と算数。算数は難関校の入試問題。国語は、日能研のテキスト等を使った記述の授業。
・1日2コマで午前中の3時間。算数+国語のように、2科目を1コマずつ。
・土曜日か、日曜日。校舎によって曜日が違うので、都合に合わせて校舎を選べます。
・日能研生でない外部生も受講可能!(2019年度当時の4年生はそうでした)
・日能研公開模試の成績による資格が必要。
難特(関東系)は、2019年度の4年生は外部生受講可能だったので、現在もそうであれば、自宅学習のお子さんも、月1回の講座として、おすすめです。
4年生の時に、「難特」を1年間受講した感想としては、定評がある日能研の国語の授業で、記述をしっかり鍛えてもらえます。4年生から難関校の入試問題に挑戦できる算数の授業も、貴重だと思います。
【5難関と難特】
「5難関」は5年生、「難特」は4年生の時に受講したので、学年による違いがあり、一概に比較できませんが、どちらも素晴らしい講座だと思います。
全体的に、「学び方を学ぶ」、「仲間の考え方を聞いて、自分の考えを深める」というところに重きをおいている印象を受けました。
先ほど、休憩時間中に、本人に「5難関」と「難特」の違いを聞いてみましたが、「まあ、だいたい同じ。どっちも楽しい!」とのことでした(;^ω^)
今回はここまでです。