おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

学力の質を上げる方法!(ゲームセンターあらし原作者の言葉より)

今回は、中学受験に取り組む子どもの学力の質を上げる方法についてです。

 

2/25の朝日新聞に、漫画家のすがやみつるさんについての記事がありました。

 

「すがやさん」は、仮面ライダーで有名な石ノ森章太郎さんの弟子で、「ゲームセンターあらし」という、インベーダーゲームが流行っていた頃の漫画を描いて有名になった方だそうです。

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(画像はお借りしています)

 

そして、その「すがやさん」が20才の頃に、師匠である石ノ森さんから言われた言葉は。

 

「下手なんだから、人の3倍描け」

 

有名な石ノ森さんが、

 

「アシスタントはたくさんいるが、弟子はすがや一人だけだ」

 

といったそうなので、すがささんは、師匠から、とりわけ目をかけられて期待されていたのでしょう。

 

その一人だけの弟子へのアドバイスが、「下手なんだから、人の3倍描け」

 

実際に、仮面ライダーのアシスタントで、3倍どころではない量を描くことで、力がついて、後のヒット作につながったようです。

 

石ノ森さんの親戚にあたる、人気ミステリー作家の今野敏さんも、長い下積みを経て、2008年に日本推理作家協会賞を受賞した方だそうです。

 

この今野さんも、受賞スピーチで、石ノ森さんから、

「量を書くことでしか質は向上しない」

と励まされて、それを座右の銘として頑張ってきたそうです。

 

そういう、石ノ森さんも、あらゆる漫画家の作品を手当たり次第に模写していたとのことで、

「量をこなすことでしか、質は向上しない」

ことを身をもって示していたようです。

 

石ノ森さんの言葉を中学受験に当てはめると、身も蓋もない言い方になりますが、

 

「人の3倍、勉強しろ」

「勉強量をこなすことでしか、学力の質は上がらない」

 

当たり前のようですが、結局これは真実だと思います。

 

あれは良い問題集だとか、あそこは良い塾だとかの情報に振り回されがちですが、大手塾のテキストは、多少の違いはあれど、どれも一定のレベルなのではないでしょうか。

 

結局は「今いる塾の授業、テキスト、宿題をこなし、間違った問題に再度取り組み、解けるようにする」。これが重要なのではないでしょうか。

 

そして、これは大変なことであり、勉強量が必要です。

親子ともに努力が必要です。

 

けれど、この「勉強量をこなす」ことでしか、学力の質は上がらないのではないでしょうか。

 

と分かっていても、言うは易し、行うは難し。

 

ピヨ太と一緒に塾のカリキュラムに追われる毎日です。

 

今回は、ここまでです。

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