おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

本当に面白かった「古畑任三郎」

あんなに面白かったドラマは、ありませんでした。

 

田村正和さんが主役を務めていた刑事ドラマ「古畑任三郎」です。

再放送やら録画などで、全ての回を2回以上は観ています。

 

数ある三谷幸喜さんの傑作ドラマの中でも、傑作中の傑作シリーズ。

 

『刑事コロンボ』シリーズを踏襲したかのような、倒叙と言われるスタイル。

犯人が最初から分かっている状態で、推理で犯人を追い詰めていく、その過程の犯人と古畑任三郎の心理戦が見所でした。

 

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(画像はお借りしています。)

 

犯人役に、毎回豪華な俳優さんが登場するのも話題でした。

脚本の三谷幸喜さんは、この古畑任三郎シリーズは、最初に俳優さんを決めて、その俳優さんをイメージして脚本を書く「当て書き」で行っていたそうです。

 

そのせいか、どの回も、どの俳優さんも、とても魅力的で、見ごたえのあるストーリーでした。

オープニングの映像や音楽も、気分を盛り上げます。

 

J-CASTニュースで今回、投票作成サービス「トイダス」を用いて、サイト内で読者アンケートを実施。レギュラー放送、スペシャル放送、そして06年放送「ファイナル」計41回の中で、もっとも印象に残っている「犯人役」のランキングを発表しました。

 

1位 SMAP・イチロー(同率1位)

3位 木村拓哉

4位 中森明菜

5位 明石家さんま

 

SMAPの回は、当時人気絶頂だったSMAPが本人達の役で出演したことで話題となりました。

中森明菜さんの回は、このドラマ全体の初回です。犯行を突き止められ、自らの不運を嘆く犯人に、「これからいくらでもやり直せます。若いのだから。」と古畑さんが語りかけるラストシーンが印象的です。

 

明石家さんまさんの回のタイトルは、確か「しゃべり過ぎた男」だったと思います。遊び人の弁護士が、身勝手な理由で女性に手をかけます。追いつめる古畑さんに対して、自己弁護で話した内容から尻尾をつかまれるという展開。

おしゃべりが職業の、明石家さんまさんならではの役でした。

 

他にも、印象に残る回は、たくさんあります。

古くからの友人である小説家に招かれて。友人が犯行を犯そうとしていることを察知して、未然に防いだ津川雅彦さんの回。

 

以前に犯した罪を、作り話のように話す犯人に対して、話を聞くだけで犯行を突き止めてみせた鈴木保奈美さんの回。

 

クイズ王の犯行を、番組進行中に突き止めた唐沢寿明さんの回。

 

年月が経っても思い出して、本当に面白かったなあと思う、稀有な刑事ドラマです。

数年前の再放送では、我が家のピヨ太も熱中して、毎日欠かさず録画を楽しみに観ていました。

 

こんなに楽しい時間をありがとうございました。

 

田村正和さんのご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

今回は、ここまでです。

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