先日、こんな見出しのニュースに驚き、読んでみました。
首都圏「中高一貫校」に今世紀最多の受験生が押し寄せる!?
(2021/9/21 3:55 DIAMOND online)
記事によると。
6~7月に実施された4つの模試
・四谷大塚「合不合判定テスト」
・日能研「志望校判定」
・首都圏模試センター「小6合判模試」
・SAPIX「志望校判定サピックスオープン」
総受験者数は、去年比2割増、一昨年比1割増。
(去年は、緊急事態宣言の影響で受験数が減っている)
このことから、22年入試はリーマンショック直前の水準に戻り、21年と比べて1割弱程度は総受験者数が上積みされるものとみられ、首都圏の中学入試には21世紀最多だった07年並みの受験生が参加するほどの勢いも感じられる。
(DIAMOND onlineより)
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「この学年は優秀だ」とか「この学年は親御さんの熱が凄いと話題になっている。」という話を、塾の先生方から伺ったことがあります。
「この学年は優秀だ」というのは、子どもが急に年度によって変わるわけではないでしょうから、年々中学受験の準備を始める時期が早まっていて、4年生・5年生の段階では、以前と比べてよくできているということかと思いました。
「親御さんの熱が凄い」「過熱している」というのは、当てはまっているのかもしれません。
その後、さらに過熱は続いて、最近では就学時に入室テストを受けないと、そもそもSAPIXに入れないという話も聞きます。
以前は、こんな風に入塾時期が早まっているという話を聞いても、結局入試に向けてやるべきことはそんなに変わらないのだし、難しい問題は高学年にならないと解けないのだから、入塾時期に関わらず、6年生時点での力はそんなに変わらないだろうと思い、我が家はのんびりと過ごしてきた面があります。
でも今、受験学年になって感じるのは、年々受験の準備や入塾の時期が早まっているのにつれて、確実に入試も難化してきているという事です。
難関校の入試問題は、本当に難しいです。
こんなものを、小学生に解かせるのかと、信じられない思いもあります。
30年前でもない、20年前でもない、本当に難しくなってしまった、またその難しい入試問題に対応できるたくさんのお子さん達がいる2022年入試で戦わなければなりません。
いやいや、こんなのおかしいよ、やり過ぎだよ、一旦スピードを緩めようよ、と思っても、緩めるのは自分だけ。
いやいや、おかしいよと思いながら、頑張れ頑張れと言わざるを得ない状況の中で、あと数ヶ月、とにかく頑張っていくしかありません。
今回は、ここまでです。