おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

日本版ウーバー(Uber)始まる!その中身とは?

今回は、この4月(2024年4月)から、日本版ウーバー(Uber)が始まることになったので、その中身についてです。

これについて、週刊エコノミスト(2024/4/16·23号)や日本経済新聞(2024/4/5)に記事が載っていたので、ポイントとを紹介します。

 

・これまで、アプリで呼べるのはタクシーだけだったが、2024年4月から、タクシー会社に登録する運転手が所有する自家用車を呼べるようになる。

 

・値段は、海外では需要に応じて運賃が設定される「変動価格制」だが、日本では、タクシー会社に配慮して、タクシー料金と同等になっている。

 

・米国でウーバーは、一般のドライバーが運転する自家用車を呼べるが、日本ではタクシー会社に登録する運転手の自家用車のみ呼べる。また、米国のウーバーは、それまでのハイヤーより運賃が安くて、たちまち主流のサービスとなったが、日本では料金はタクシーと同じ。

 

・また、このサービスの地域は、次の通り。

 ー東京都 :23区、武蔵野市、三鷹市

 ー神奈川県:横浜市、川崎市、横須賀市など

 ー愛知県 :名古屋市、瀬戸市、日進市

 ー京都府 :京都市、宇治市、長岡京市など

 

・日本版ウーバーの課題は2点

 

・1点目は、運転手の確保が難しい。理由は、運転手はタクシー会社が雇用する制度なので、副業としてライドシェアを行うことが難しくなっていることによる。

 

・2点目は、タクシー会社がどの程度ライドシェアに参入するか不明である。そもそも、タクシー会社は、日本版ウーバーに反対する姿勢が強いし、参入しても大きな利益が見込める訳でもない。

 

以上が、日本版ウーバーの中身だとのことです。

 

また、始まったばかりで今後は制度も拡充されて利用が広がっていくのかもしれませんが、現段階では、参入するタクシー会社も大規模にならなそうだし、料金もタクシーと同等とのことなので、一般の利用者にとっては、メリットは大きくないように感じました。

 

今回は、ここまでです。

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