今回は、カルビー社長が、海外事業で力を入れたい”お菓子”についてです。
週刊エコノミスト(2024/4/9)に、カルビーの江原社長のインタビューが載っていたので紹介します。
・カルビーの業績は2016年頃から停滞していました。それが、2023年になって利益が過去最高に。多分に追い風が吹いているところがあります。物価全体が上がる中で我々も値上げしてますが、需要は堅調です。
・1300という商品数は、食品メーカーの中でも非常に多いです。例えば、「ポテトチップ」といった分野の利益は分かっていたのですが、個別の商品毎の利益は見えていないという課題があったので、これを見るようにして、赤字になる商品は出さないようにしています。
・「ポテトチップ」は、天然のじゃがいもを使っていて、自動化できない部分が結構ありました。特に、形が一つ一つ違う中でチップスにした時にきれいな形にする工程は、機械より手作業の方が早かったのです。これを工夫して、今年度中にできる「せとうち広島工場」では、自動化部分をかなり増やします。
・北米や中国の海外事業を伸ばしたいです。「じゃがりこ」を海外に売るのが夢です。
・「じゃがりこ」は、国内では売上げ400億円の”お化け商品”ですが、海外では数億円しか売れていません。北米では、コストコで採用されて、売れ始めていて、「独特の食感がいい」という声もあります。
・「じゃがりこ」の”堅さ”はウリなので、海外でも買えないつもりです。
・休日の過ごし方は料理です。豚バラのブロック肉を使って、1週間かけてベーコンを作ることもあります。自宅の土日の夕食は、私が担当しています。
インタビューは、こんな内容でした。
これを読んで、しばらく食べてなかった「じゃがりこ」を買ってしまいました。
いつもは、ポテトチップスを食べるのですが、たまには「じゃがりこ」も美味しいですね!
あと、土日の夕食は江原社長が担当とのことで、食品会社の社長パワーでデリシャスな料理を作ってくれそう。とりあえず、この話をおじじにもしてみました!
今回は、ここまでです。