おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

「二分間の冒険」の読書がおすすめな理由

今回は、「二分間の冒険」(作:岡田淳)が、小学校高学年向けの本として、おすすめと思った理由です。

 

おばばは、ピヨ太によい本がないか探そうと、小学校高学年向けのおすすめの本についての色んなブログを読む中で、「二分間の冒険」が候補になりました。

 

作者の「岡田淳」さんは、1947年生まれ。小学校の図工の先生を勤めながら、物語を書き始めたそうです。日本児童文学者協会の新人賞や協会賞、日本児童文芸家協会賞、サンケイ児童出版文化賞、赤い鳥文学賞、野間児童文芸賞を受賞されています。(児童文学賞って、たくさんあるんですね。)本のアマゾンでの評判も良いし、作者も多数の賞を受けているので期待できます。ただ、評判が良くても、おばばが読んでピンとこなかった本もあるし、おばばが良いと思っても、ピヨ太が読まないこともあります。

 

とりあえず購入して、まずは、おばばが読んでみました。

お話は、『悟が、2分間の間に、大人がいなくて子どもだけが暮らす不思議な世界で経験する竜退治の冒険』
といったものです。

 

読む前は、異世界でのSFファンタジーもので、小学生向けの本だと、大人にはつまんないだろうな、と思ってました。
ところが読んでみると、良かったです。おばばは面白くて一気に読んでしまいました。そして、ピヨ太も一気読み!こんなにピヨ太がはまった本は久しぶり!満足感が高かったです。

 

悟と冒険をする女の子とのやりとり、そして連帯感。竜の館に到着してからの他の子ども達のやりとり。
登場人物の発言や気持ちが自然なので、現実ではありえない設定の物語の中であるにも関わらず、自然に話の中に入っていけました。
そして、皆で力を合わせることの難しさと大切さが、ぐいぐいと引き込まれるストーリーの中で自然に表現されています。どんでん返しあり。最後がハッピーエンドなのも、いいなと思います。

このお話の魅力は、なんといっても、読み手をストーリーに引き込む力だと思います。 貴重な情報や良い教訓がたくさん含まれていても、お話に魅力がないと楽しめない。そして、本当にストーリーに引き込む力のある本って、そんなに多くないですよね。

「二分間の冒険」、大人も子ども楽しめます。大おすすめです。

二分間の冒険 (偕成社文庫) [ 岡田淳(児童文学作家) ]

価格:880円
(2021/7/13 17:31時点)
感想(71件)

 

 

今回は、ここまでです。

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