今回も、ピヨ太の本棚から。
ピヨ太は算数が好きです。
本人はすごく得意とも思っていないようですが、テストでは他の科目よりも良い場合が多いようです。
ピヨ太は3年生まで、家庭学習で「学研のドリル」をやっていました。計算や図形をコツコツと毎日頑張りつづけ、途中からは学年を超える学習に取り組んでいました。
学研ドリルで分数の計算や百分率、立体の体積など、新しい分野に入る時、ピヨ太は「僕、これ知ってるよ!」と言うことがありました。
その知識はすべて、ピヨ太の愛読書であるこの本から学んでいたようです。
『増補改訂版 算数おもしろ大事典IQ』(学研教育出版)
図鑑のように分厚い、重い本です。
ピヨ太が図鑑が好きなので、算数の図鑑で良いものはないか探して、この本を見つけました。2年生の頃に買いましたが、今でもよく読んでいて、ピヨ太の愛読書となっています。
算数にまつわるお話や、漫画やイラスト、読んだり見たりするだけでも楽しい作りになっていて、自然に知識が身についていくようです。
ピヨ太がこの本から知識を得ているのは知っていましたが、一番驚いたのが、学研ドリルで、図形の「円」の分野に入った時です。
ピヨ太は、その時、「π」も、「円の面積」や「円周」についても知っていました。そして、「「球面上の三角形の面積」を求める方法もあるんだって!」とも言っていました。
おばば:「そんな方法があるの?」
ピヨ太:「バミューダ・トライアングルの面積の求め方が書いてあった!」
この本の該当ページを開いてみると、飛行機が次々と海に飲み込まれていく迫力あるリアルな絵が、どんと1ページ使って描かれています。
お子さんなら、つい引き込まれてしまうような絵です。
バミューダ・トライアングルは、アメリカ沖の大西洋上にあって、「魔の三角海域」と呼ばれ、これまでに何度も飛行機や船が原因が分からず消えてしまっている海域のこと。この海域の面積を求める公式が載っていました。
ちなみに、本に載っている、その公式は、
球面上の三角形の面積
=(∠A+∠B+∠Cー180°)×π÷180°×半径×半径
(なんでこうなるか、おばばには皆目見当がつきませんが。)
また、このページの隅には、小さな囲みコラムで、「地球は球体なので、トンネルは真っすぐ掘るとうまくつながらない。」という知識も書いてありました。
他にも面白い話がたくさんあり、算数が好きで、図鑑が好きなお子さんには、特におすすめです。
今回は、ここまでです。
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