今回は、「緊急事態宣言」が出される状況が、ますます、近づいてきたのではないでしょうか、という記事です。
昨日(3/31)の記事で書いたのは、以下の2点についてでした。
①緊急事態宣言は時間の問題では。
②緊急事態宣言がでるとどうなるのか?
そして、今日の緊急事態宣言に関する報道をチェックしてみると。
○コロナの新たな国内感染者133人(うち、東京都66人)
(4/1 19:02 テレ朝ニュース)
○4/1、日本医師会が、「医療危機的状況宣言」の状況であり、再度、国の緊急事態宣言を求める。(4/1 18:06 テレ朝ニュース)
○4/1、小池都知事が、都立高校の5/6までの休校延長を決定。都内の区市町村立の小中学校や私立学校についても同様の対応を取るよう協力を求める。
(4/1 18:27 読売オンライン)
コロナの感染を減らして、医療崩壊を防ぐ必要があります。
そんななか、これまでのコロナ対策の要請に対しては、営業補償が必要ではとの声も多くあり、このような状況で、追加のコロナ対策をしていくには根拠がないと難しいかも。こう考えると、安倍首相の緊急事態宣言は、さらに近づいているのではないでしょうか。
それでは、緊急事態宣言が出たらどうなるのか。
昨日の記事以上のことはなかなか分かりません。ただ、これも報道でもありましたが、「都市封鎖(ロックダウン)」とは違います。基本的な公共交通機関は動くでしょうし、外出も可能なようです。不要不急の外出を避ける要請は続くのでしょう。先週末の外出自粛の状況が、継続するといった感じなのではないでしょうか。
一番の関心事は、小学校と塾ですね。緊急事態宣言が出れば、東京都は都立高校だけでなく、小学校も5/6まで休校になると思います。(宣言がでなくても、そうなりそうな雰囲気の報道ですよね。)他の県も、同様の対応をとるところも多いのでは。
塾は、3月の休校時の状況を思い出すと、「対面授業と動画配信の併用」、又は、「動画配信のみ」のどちらかが主流になるかも。
(日能研では、4月10日からの授業も動画配信があるというお知らせがありました。また、4月5日の全国公開模試についても、教室受験か自宅受験を選べます。自宅受験も可能なので、4月5日の全国公開模試は、クラス替え対象テストに含まないとのことです。また、日能研関東系の代表の方が「Zoom」(双方向の映像授業システム)の早期導入を検討しているという記事(4/1 11:40 FNNプライムニュース)もありました。)
学校もないとなると、子どもの学力や精神面も考えれば、塾と子どもを送り出す家庭で、できる限りの感染防止措置をとった上で、希望する子どもには対面授業があるといいな、と思います。ただ、これは国全体のことなので、方針が決まったら、その通りにするということなのでしょう。
今回は、ここまでです。