土曜日の朝。
雨が降っています。
ピヨ太とおばばのZoomが、それぞれ1件ずつ入っていました。
9:00から「難関校研究講座」
10:00から「本郷中学校説明会(日能研・私学のナカミを知る会)」
朝、アラームで起きたら。
リビングでは、早起きのピヨ太が、「MJ(嵐の松本さん)、若っ!」と言いながら、昨夜録画した「ごくせん」を楽しんでる最中。
早速、朝ごはんの支度です。そして、「ごくせん」を観終わったピヨ太と朝食。休む間もなく、片付け、洗濯。
そんな中、「5難関」が始まります。
「あれがない。これがない。」と言われて、バタバタしているうちに、洗濯機の終わった音。Zoomの邪魔にならない場所で、洗濯干しです。
やっと一息で、コーヒーを飲んでいたら、いつの間にか「私学のナカミを知る会」の時間。
我が家初の、Zoom2ルーム同時参加。
しかも、両方とも、マイ日能研から入室です。
できるのでしょうか?
タブレットから参加しているピヨ太から離れた場所で、恐る恐るPCから入ってみると、何の問題もなく入れました。PCがダメなら、スマホで試してみるつもりでしたが、大丈夫でした。
ピヨ太の気を散らさないために、おばばはヘッドホンをつけます。
もし、コロナ禍がなかったら、ピヨ太は「5難関」校舎へ、おばばは「私学のナカミ」校舎へと、雨の中、それぞれが電車に乗って、2手に分かれて行ったんですね。
「ごくせん」も「お洗濯」も、時間が足りなかったかもしれません。
Zoom、けっこう便利です。
【「難関校レポート」について】
「5難関」では、「難関校レポート」というものを作成する、というお話があったそうです。
男女御三家を含む難関中学12校の中から、一つの学校を選んで、その学校について多角的に調べてレポートにまとめる、というもの。
7月の「5難関」のうちの1日に、レポート展覧会をするそうです。
ピヨ太は、レポートする学校を選んで、早速調べ始めていました。
【「本郷中学校」の説明会】
前半の学校紹介は勿論ですが、後半の質疑応答が充実していました。
その中から、特に印象に残った部分について、書いてみようと思います。
「大人は手を離して、自分で自分の責任をとれる人に育てる」といってました。
中学に入学してすぐは、今まで親がかりで受験勉強に取り組んできたこともあり、自分から勉強することに慣れていないお子さんもいるとのこと。
そこで、15、6年前は、期末試験で成績が達しなかった生徒に対して、補習をしていたそうです。でも、補習をすることが本当に良いことかどうか。
補習をすれば生徒は単元を理解できますが、逆に補習を当てにするようになって、普段の授業に真剣に取り組まない生徒が出てきたそうです。
また、大人を当てにするようになるのかどうか。大人(他人)に頼る中で、何かがうまくいかないと、他人に責任転嫁をするようになる。男の子は、そういう甘えがある一面がある。
試行錯誤した結果、「補習」ではなく「追試」をすることにした、とのお話でした。
おばばにとっても、耳の痛いお話でしたが、思い当たる節もあり、よく納得できました。
本郷高校は、近年、大学進学実績を伸ばしています。その中での、試行錯誤の過程を、率直に話して下さる姿に、好感が持てました。
本郷中学校では、現在「Zoom入試相談」をしているとのこと。
HPで見てみると、1回10組で30分間。ビデオをオフにして顔を出さないようにして、イニシャルでの参加もOKとなっています。
時間のある限り答えて下さり、それでも足りない場合は後日お電話くださいと書かれてあり、今日の説明会の先生もそうですが、できるだけ質問に答えて下さろうとする、誠実さが伝わってきました。
それから、英語への取組についても、紹介してました。
中学3年生終了時点で、「英検2級取得が約5割、準2級取得が約9割」!
(※中学3年終了時と聞こえました。聞き間違いでなければ。)
日能研の担当の先生も感嘆の声を上げ、「これが聞けただけでも、この会を開いて良かった。」
英検2級は、日本英語検定協会によれば、「高校卒業程度」、「大学入試レベル」とのことで、海外留学やビジネスシーンでも英語力をアピールできるそうです。
中学3年終了時点で、英検2級が約半分とは、びっくりするレベルですね。
今回は、ここまでです。