おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

5難関(5年生の難関校研究講座)の内容紹介(前期のまとめ)【日能研】

今日、5年生前期の最後の「5難関」の授業がありました。

 

1、2週間前のことです。

後期の「5難関」の案内を、通っている校舎からもらって帰ってきました。

ピヨ太:「『席が限られているから、行きたい場合は早く申込み下さい』だって。」

おばば:「どうしようか?」

ピヨ太:「行きたいから、申込書を書いてくれる?」

 

「5難関」の校舎は、都内では3カ所のようです。

 

それぞれの校舎には広い範囲から生徒が集まるようですが、ピヨ太の通う「5難関」校舎では、1クラスしか設置されていないとのこと。(子どもの話なので違うかも?)

 

基準値は、公開模試の平均偏差値で、58以上。

 

ピヨ太の所属校舎でも、R(応用)クラスで「5難関」の案内をもらったお子さんは、たくさんいたとのことで、対象者が全員申し込めるわけでもないようです。

 

スケジュールも、金額的にも、負担は増えるので、「5難関、魅力的だけど、申し込むかどうか迷う」と感じるご家庭も多いのではないか、と思います。

 

そこで、5年生の前期に参加してみた感想を、書いてみます。

 

【算数について】

〇都内の男女御三家、筑駒、駒東、栄光、聖光、フェリス、渋幕、慶応の入試問題が、プリント1枚に大問1題と、その解答スペースがあります。別途、解説解答つきです。年度はさまざま。

〇全部で30題。

〇3回(1回140分)の授業で10題、解きました。

 

今年度は、最初の2回がコロナ対応でZoom授業だったので、リビングの一角で受けていた授業の声が聞こえてきました。

 

1題ずつ時間を限って解き、その後クラスで話し合いを行い、先生の解説を聞いていました。5年生用に厳選された問題なので、それなりに解けているようです。

 

難問を頑張って解くと力がつくと思いますが、親がチョイスしたものを与えて「さあ、解いてごらん。」と家でやっても、一人で粘り強く取り組むというのは難しいです。

授業で、他のお子さんと一緒になら前向きに取り組めるので、その点、良かったです。

 

【国語について】

〇都内男女御三家+筑駒の入試問題から、1回に大問が2つずつ掲載された冊子を使用 

〇1回の授業で、1題ずつ取り組んだようです。

 

Zoom授業で聞こえてきた時は、問題に取り組んだ後に、クラスで話し合い、先生の進行のもとに丁寧に精読していくというスタイルでした。 普段の授業では、なかなかこのように時間をかけて取り組むことができないと思うので、よかったのではないでしょうか。

 

【難関校研究レポート】

前期の途中で、難関校研究レポートを提出することになっています。このレポートは、自分で関心のある中学を選んで、その校風や入試問題などについて、レポートにまとめて提出して、皆で共有するというものです。

 

これを最初に聞いた時は、『「学校」を研究する時間があるなら、1問でも多く難問を解かせてほしい』と思いました。(;^ω^)

 

ただ、結論から言うと、良かったです。

 

手伝う気のないおばばを尻目に、黙々と取り組んでいたピヨ太でしたが、頑張って良いリポートを書き上げ、その学校に対する憧れの気持ちや、前向きに勉強に取り組んでいこうという気持ちが高まったようでした。

 

また、週末最後の授業が終わった後に、参加したお子さんの「レポート展覧会」を行った上、全員分のコピーを1冊にまとめ(名前は伏せてあります)、さらに他のお子さんたちが書いてくれた「感想カード」も頂きました。本人にとっても、良い記念になったようです。

 

『「5難関」に参加したけど、習い事などで忙しく、レポートを書く時間がない!』という場合もあると思います。その場合も、簡単に数行でも良いので、書いて提出すると良いかも知れません。「展覧会」に参加して、他のお子さんが書いたレポートを読むだけでも、お子さんは良い刺激を受けるのではないでしょうか。

 

【参加する意義】

参加した方が良いかどうかは、ご家庭やお子さんによって、さまざまだと思います。

普段の校舎の授業では得られないことは、大きく2点あります。

〇入試問題の「難問」に、授業でクラスメートとともに取り組むことができる。

〇他の校舎から来た優秀なお子さんと切磋琢磨することで、良い刺激になる。

 

「普段の授業も楽しいけど、「5難関」はとても楽しい。」というのが、ピヨ太の感想です。

 

日能研関東系には、全国公開模試平均で300位以上が基準とされる「TMクラス」があります。我が家は遠いので通えませんが、検討のため、「TMクラス」を体験させて頂きました。授業の中でも、宿題でも、難関校の入試問題に取り組むとのことでした。

 

一方、本部系には、TMクラスは設置されていません。難関校を目指す本部系のお子さんにとって、「5難関」は難問に取り組むことができる貴重な機会になると思います。

 

今回はここまでです。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2022年度(本人・親)へ
にほんブログ村